歌舞伎贔屓の元旦といえば、初芝居のある１月２日と私は常々言っておりますが、今年も例外なくその初芝居に行って参りました。初詣も行かないうちの、恒例・初菊之助丈詣です（笑）
毎年、２日は朝から初売りのデパートの開店と共に飛び込み、劇場関係者様や俳優さんへのお年賀の品を買い、いそいそと劇場へと向かいます。今年はその舞台が新橋演舞場。歌舞伎座の前を通りすぎると、もう開場時間とあって、歌舞伎座に入場していく沢山の晴れ着を着た方々とすれ違います。演舞場も同様です。
今年は着物人口の増加が色濃く見られました。女性ばかりか男性も同様です。それに以前は、これぞ礼装！という着物姿が目立っていましたが、皆さんそれぞれお似合いの着物を自由に着こなし、着物への意識も変わってきたように思えました。嬉しい事です。
私も、ご一緒させていただいた着物スタイリストの里和さんも勿論、着物で舞台へ出かけました。私の今年のコンセプトのひとつは『アジア』。そのアジアの中で私が生まれ育った日本の情緒を皆さんにお伝えする一環として、「普段着も着物」政策をしていく事にしたんです（笑）そして、なんと言っても音羽屋贔屓として着物のテーマに必ず加えたいのが、『菊』の柄。冬だろうと、新春だろう菊です！そんな訳で菊をあしらった縞の着物に菊などの花々が舞い散る羽織でいそいそと出かけた次第です。
今年は昨年のうちにお友達やお仕事仲間の方々へのお年賀を作っておく事が出来ました（めずらしく^_^;）。お渡ししたのが、画像の中国茶お年賀バラエティーパック（先着９名限定）です。えぇ、もう、自分の趣味に走ってます（笑）中身は、健康茶の竹殻茶、八宝茶（七彩菊）、工芸茶、安渓茶です。パックに貼るラベルも自分の名前入りで和紙ラベルで制作し、紅白の木紐で結びました。年末に降った雪ですっかり冷え冷えとした風が吹いています。熱く美味しいお茶が皆さんをあたためてくれるといいなという願いが込めてあります。
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真葛＠泉美咲月
