NEST OF BLUESMANIA

ミュージシャンMACが書く音楽ブログ「NEST OF BLUESMANIA」です。

#221 ビッグ・ジョー・ターナー「The Night Time Is the Right Time」

2012-06-17 11:51:54 | Weblog
#221 ビッグ・ジョー・ターナー「The Night Time Is the Right Time」(Jewel Spotlights The Blues, Vol.1/Jewel Records)

ブルース・シャウター、ビッグ・ジョー・ターナー。2009年1月以来、ひさしぶりの登場である。

ナッピー・ブラウンにより戦後ヒットした「The Night Time Is the Right Time」のカバー。もともとはトラディショナルだったが、ルーズヴェルト・サイクスによって37年に初めてレコーディングされ、その後、サイクスやビッグ・ビル・ブルーンジーによって歌詞が改められていった。これにコール&レスポンスのゴスペル風味付けをして、個性を打ち出したのが、ブラウンだった。

ブラウン版は57年に録音されたのだが、この曲の強い魅力にいちはやく目をつけたのが、レイ・チャールズ。さっそく翌年にはカバーして、ご本家を上回るヒットを打ち立ててしまった。以来、ルーファス&カーラ・トーマス、ジェイムズ・ブラウン、アニマルズ、ルル、ティナ・ターナー、CCR、ローリング・ストーンズといったさまざまなアーティストによって歌われ、ポップ・スタンダードとなっている。

そんな名曲をベテラン、ビッグ・ジョー・ターナーは60年代にジュエル・レコードで録音している。

迫力満点のブラス・セクションの演奏を向こうに回し、おなじみのハリのある歌声を聴かせてくれるのだが、当時ターナーは50代なかばあたり。

すでにジャンプ・ブルース、ロックンロールのヒット・メーカーとして確たる地位を築いていたターナーが、初心にかえって若者のようにブルース&ゴスペルを熱く歌う。これが実にカッコええ。

その並々ならぬ気合いに圧倒される一曲。音の奔流にまみれてくれ。

この曲を聴く

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allmusic、見た目はだいぶん洗練されたけど、使い勝手は悪くなった。がっかり。

2012-06-17 11:47:32 | Weblog
allmusic、見た目はだいぶん洗練されたけど、使い勝手は悪くなった。がっかり。

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6月16日(土)のつぶやき

2012-06-17 03:39:06 | Weblog
12:19 from gooBlog production
メールが来ないので、予定が未定の週末。まあ、それもよし。 goo.gl/R6IuS

13:49 from gooBlog production
きょうは、みょうに冷えるねぇ。薄着すると、風邪をひきそう。 blog.goo.ne.jp/macolon1013/e/…

by Mac_Nakahira on Twitter

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