#210 フォガット「Honey Hush」(Energized/Bearsville Records)
英国出身のハードロック・バンド、フォガット、3枚目のアルバムより。ビッグ・ジョー・ターナーの作品。
フォガットといえばブギ、ブギといえばフォガットというくらい、シンプルでストレートなブギ・サウンドが売りのバンド。
とにかくわかりやすく、ひたすらノリがいいフォガットの、代表曲といえるナンバーだ。当然、ライブでも定番中の定番。以前、2004年5月23日の「一日一枚」でも彼らのライブ盤(77年)を取り上げてみたが、その中でも演奏されていた曲。約8年ぶりに、スタジオ録音のほうも聴いてみた。
いやー、とにかくカッコいいの一言。イントロを聴けば、皆さんピンと来ると思うが、某先輩ロックバンドの某曲のアレンジをまんま拝借しとります。
そう、ヤードバーズの「Train Kept A Rollin'」だ。フォガットは、そのご本家の演奏よりも、さらにタイトでヘビーなパフォーマンスで、黒人シンガー、ビッグ・ジョー・ターナーの古いブルースを見事に甦らせているのだ。
「古い皮袋に新しい酒を盛る」というのは、まさにこのようなことを指すのだろうね。
リード・シンガー、ロンサム・デイヴの熱いシャウト、デイヴとロッド・プライス、二人のギタリストの息の合ったプレイ、そしてバックを固めるトニー・スティーブンス(b)、ロジャー・アール(ds)のリズム隊。最少にして最強のパワー・ユニットの演奏は、世のすべての2ギター・バンドのお手本といえるだろう。
16ビートでこれほどの躍動感を出せるハードロック・バンドは、フォガットをおいて他にない。
ボーカルとギターの粘っこい掛け合いのうちに、曲はフェード・アウトしていくが、彼らだったらこのフル・パワー状態を何十分、いや何時間でも持続出来るような気がする。
ハードロック界随一のタフネス・バンド、フォガットの一撃に、ノックアウトされてみて。
英国出身のハードロック・バンド、フォガット、3枚目のアルバムより。ビッグ・ジョー・ターナーの作品。
フォガットといえばブギ、ブギといえばフォガットというくらい、シンプルでストレートなブギ・サウンドが売りのバンド。
とにかくわかりやすく、ひたすらノリがいいフォガットの、代表曲といえるナンバーだ。当然、ライブでも定番中の定番。以前、2004年5月23日の「一日一枚」でも彼らのライブ盤(77年)を取り上げてみたが、その中でも演奏されていた曲。約8年ぶりに、スタジオ録音のほうも聴いてみた。
いやー、とにかくカッコいいの一言。イントロを聴けば、皆さんピンと来ると思うが、某先輩ロックバンドの某曲のアレンジをまんま拝借しとります。
そう、ヤードバーズの「Train Kept A Rollin'」だ。フォガットは、そのご本家の演奏よりも、さらにタイトでヘビーなパフォーマンスで、黒人シンガー、ビッグ・ジョー・ターナーの古いブルースを見事に甦らせているのだ。
「古い皮袋に新しい酒を盛る」というのは、まさにこのようなことを指すのだろうね。
リード・シンガー、ロンサム・デイヴの熱いシャウト、デイヴとロッド・プライス、二人のギタリストの息の合ったプレイ、そしてバックを固めるトニー・スティーブンス(b)、ロジャー・アール(ds)のリズム隊。最少にして最強のパワー・ユニットの演奏は、世のすべての2ギター・バンドのお手本といえるだろう。
16ビートでこれほどの躍動感を出せるハードロック・バンドは、フォガットをおいて他にない。
ボーカルとギターの粘っこい掛け合いのうちに、曲はフェード・アウトしていくが、彼らだったらこのフル・パワー状態を何十分、いや何時間でも持続出来るような気がする。
ハードロック界随一のタフネス・バンド、フォガットの一撃に、ノックアウトされてみて。