すっかり桜も散って、春本番です。今年度もよろしくお願いします。
というわけで、通勤電車内で日々読んでいるSFレビュー、今年度2作目。
前哨/アーサー・C・クラーク、小隅黎他訳(ハヤカワ文庫SF:絶版)
巨匠クラークの端正な初期短編集。同じ初期短編集の「太陽系最後の日」よりも、鴨的には読みやすかったです。
たぶん、思想的なアピールを最小限にして「ハードSF」に徹した作品が多いのが要因かと。あの「2001年宇宙の旅」の原型として名高い表題作を始めとして、ハードSFとしての成立要件を過不足なく体現している佳作が揃っている、なかなかの佳品だと思います。いかんせん今読むと古さを感じる作品もあるので、その点はあらかじめご容赦を、って感じですかね。「古き良きSF」そのものです。
というわけで、通勤電車内で日々読んでいるSFレビュー、今年度2作目。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/fc/b291cec388ea22ea60c97931191bbbca.jpg)
巨匠クラークの端正な初期短編集。同じ初期短編集の「太陽系最後の日」よりも、鴨的には読みやすかったです。
たぶん、思想的なアピールを最小限にして「ハードSF」に徹した作品が多いのが要因かと。あの「2001年宇宙の旅」の原型として名高い表題作を始めとして、ハードSFとしての成立要件を過不足なく体現している佳作が揃っている、なかなかの佳品だと思います。いかんせん今読むと古さを感じる作品もあるので、その点はあらかじめご容赦を、って感じですかね。「古き良きSF」そのものです。