鴨が行く ver.BLOG

鴨と師匠(ベルツノガエル似)と志ん鳥のヲタク全開趣味まみれな日々

最近読んだSF 2016/4/14

2016年04月14日 21時54分51秒 | ゲーム・コミック・SF
すっかり桜も散って、春本番です。今年度もよろしくお願いします。
というわけで、通勤電車内で日々読んでいるSFレビュー、今年度2作目。

前哨/アーサー・C・クラーク、小隅黎他訳(ハヤカワ文庫SF:絶版)

巨匠クラークの端正な初期短編集。同じ初期短編集の「太陽系最後の日」よりも、鴨的には読みやすかったです。
たぶん、思想的なアピールを最小限にして「ハードSF」に徹した作品が多いのが要因かと。あの「2001年宇宙の旅」の原型として名高い表題作を始めとして、ハードSFとしての成立要件を過不足なく体現している佳作が揃っている、なかなかの佳品だと思います。いかんせん今読むと古さを感じる作品もあるので、その点はあらかじめご容赦を、って感じですかね。「古き良きSF」そのものです。
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