悲喜こもごも

誕生日の朝に聞いた
忌野清志郎さんの訃報
あまりに早過ぎ
悲しすぎる。

思い出すのは
ドクターストップがかかっているのにも
かかわらず
サム・ムーアさんのLIVEで
飛び入りで一緒に歌ったこと。
本物のSOUL MANだった。

ご冥福をお祈りします。


午後からの
宇野亜喜良さんのトークショーに
yu-coちゃんと行ってきた。

新刊「奥の横道」の内容に沿って話がすすんだ。
「奥の横道」は、中日新聞と東京新聞の日曜版に
連載されたもので
俳句、エッセイ、イラストレーションと
なんとも贅沢で華麗な宇野亜喜良ワールドの本である。

気軽に「イラスト」と言っているけれど
宇野さんは「イラストレーション」に拘っているそうだ。
「イラストレーション」という言葉には、
＜光をあてる＞とか＜補足する＞という意味があるそうだ。

故・寺山修司さん、故・山城隆一さん
和田誠さん、横尾忠則さん、今江祥智さんたちとの
交流のお話しも聞けた。
意外だったのは、
やなせたかしさんのパーティーに
よく行かれるとのこと。
アンパンマンとその仲間たちの
着ぐるみのパレードを見て
食事をご馳走になって
帰ってくるそうだ（笑）

４０年前から変わらぬイラストレーションで
懐かしく昔を思い出してしまって
今、目の前でお話しが聞けるなんて
夢のようだった。
会場には、若いファンが多く
私ぐらいの年代は少なかった。

トークショーが終わって
買った本にサインをしてもらい
左利きで華麗なサインで満足

その後、yu-coちゃんと
お茶しようと入った店は
フランス料理のお店で
キッシュのランチを頼んだ。
フライドポテトにタルタルソースがついていて
（さすがフランス料理の店、ケチャップじゃないのね
海老フライが食べたくなっちゃた）

朝は悲しいニュースだったが
ハピバのメールやメッセージをもらって
喜んだ自分がいて
悲喜こもごもの一日だった。