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ロックフェラーの逸話

2024-03-27 06:42:37 | 本・映画・テレビなど

「運命を拓く」を読んでいる、もう少しで読了だけど、

現役時代、20年前程度に読んだのですが、本も持っていましたが、

全て蔵書は処分したので、再購入して読んでいます。

当時読んだ印象とは今回はまた違った深い感銘を受けています。

歳をとったからか、現役時代の忙しさから逃れられ、

じっくりと本を読むことができるようになったからかもしれません。

なんかこの歳になって、いろんな本を、読んでみたいという

欲望が沸いてきます。

「知」ということは何か精神衛生上の達成感、高揚感を感じます。

何かを新たに知る。ある考え方を知る、いろんなところに知があります。

この運命を拓くにこんなエピソードが紹介されています。

天風が三世ロックフェラーと会った時のこと、

ロックフェラーといえば財閥の親分、莫大な資産を持っている人

その人が車は持たず、家も豪邸ではなく、時計はニッケルが

剥げかかった日本の精工舎のものだったそうです。

「時計は狂わなければそれでいいんです。」

事業も儲けることが目的ではなく、

「ビジネスを通じて世界の人が幸せになればいいんだ」

というこの一念だったと書かれています。

何か、松下幸之助さんを思い出します。そんな気持ちの

政治家や事業家がこれから日本に生まれてくることを

期待します。

自分自身もそうですね。

 


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