10日日経深部朝刊の 『クルマが「人格」を持つ日』という記事
その中で「トロッコ問題」倫理的二項対立について車がAIを
搭載した時にどうなるのかという話題がでている。
概要を私なりに要約すると。
走行中の自動車が制御不能になり、このままでは前方にいる作業員10人が
ひかれてしまう。その時、分岐器の近くにいる人が進路を切り替えれば、
10人は助かるが、切り替えた先の線路上では別の作業員が1人働いている。
救うべきは10人か、1人か。
この問題はAIと搭載した未来社会でどういう解決になるのかという
問題提起。
こんな選択不可能な2択問題にしてしまうのではなく、そんな事態に
なる前に、未然に事故を防ぐそんなことをAIに期待したいですね。
交通事故のほとんどは操作をする人の人為的なミスが原因です。
人間は自分だけは事故を起こさない、自分は大丈夫だ
という意識、それに速度制限のようにみんながルールを破っているんで
自分も大丈夫だということでルールを無視して、運転をしてしまう。
それに一時停止などのルールを無視、あるいは見落としなどが
事故につながってしまう。
AIで自動運転になったら、制限速度も自分で安全を制御できるように
するとか、いろんなケースを想定して、あるいは路上のカメラ情報を
入手して、安全を確保できるようにするとか、安全を前提にした
プログラムソフトを組み込んだAIにしてもらいたいですね。
ルールを厳守するだけで相当に事故は減るでしょう。
更に究極の二択問題にならないように事前に安全を確保できるように
予測して、事前に対応する力を持てば、こんな問題で悩む必要が
なくなります。
テスラに対抗して、日本もソニーとホンダが新しい車を登場
させる、更に進化して新しい時代に合った、人格を持った
クルマができるといいですね。