今回の事件。
川崎市のアルバイト女性(20)が遺体で見つかり、元交際相手が
死体遺棄容疑で神奈川県警に逮捕。この事件を巡り、
遺族側は警察の不十分な対応を批判、警察は必要な措置を講じて
きたと対立している。
ワイドショーでも取り上げられており、多くは警察の対応に
疑問を投げかける内容になっている。
神奈川県警のOBで犯罪ジャーナリストの小川泰平氏が
明快に「警察の大失態だ」と断じている。
「ご本人やご家族、ご親族が警察に何度も電話し、
相談したにもかかわらず、スピード感を持って動くことをせず、
最悪の結末となった。
ご遺族による『事件性がないと言われた』という主張を
警察側は認めていないが、被害者側の方たちに
そう受け止められたということは事実としてある。
今回の結果を見れば『警察の大失態』と言わざるをえない」
と指摘している。
本当にその通りですね、
現場で対応に当たっていた刑事さんの対応を警察幹部が
擁護してこんな警察の発言になっているのでしょう。
たぶん対応が後手に回り、自己弁護を
せざるを得ない状況の追い込まれているのでしょうが、
事態の深刻さの理解が足りないですね、当初の不誠実に
見える警察の対応、しかも犯人と思われる人が最初から
わかっていて、犯人の自宅に数回訪れていたにも
かかわらず、自宅に遺棄した死体を発見できず、一部白骨化
されていた。容疑者は海外に逃亡していて、家族が説得して
日本に帰ってきたから逮捕できたものの、なにもかも
警察としての対応ができていない。素人が考えてももう少し
早い段階で犯人の逮捕ができたのではないかと思ってしまいます。
本当に反省をして、事態の鎮静化に努めないと
批判が続き、警察の権威は失墜、健全な他の警察にも
不信の影響を与えかねない事態です。
ここは早急に謝罪をした方が、問題をより深刻にしないのでは
現場がメンツにこだわりできないのであれば、
警察庁とかが何らかの方法で、神奈川県警を指導した方がいいですね。