
こんな言葉知っていますか?
クリエイティブ・イルネス(創造の病)
河合隼雄さんの「カウンセリング講話」に出てきます。
元は、フロイトやユングの生涯を研究していたエレンベルガーが、
創造的な思想や真理を発見する人々は、
長年の神経症的状態を経験していた事実を認め、それを「創造の病」と名付けた。
フロイトは、自身の神経症の体験を自己分析し、精神分析を体系化した。
そしてユングはフロイトから破門された直後に内的な危機を体験し、
そこから分析心理学を体系化したという。
「創造の病」は天才的な科学者、思想家、作家、音楽家や芸術家、が経験するという。
しかし、河合さんによれば、このことが普通の人でも起こる。
うつ病でもその人にとって大変なことですが、それを乗り越えていくなかで
人生が変わっていく。
成長のプロセスだと考えて病気と付き合う、そして「対決する」
体調を整え、ファイトで向き合うそんなことから何かが見えてくる。
その時は苦しいけど、自分なりのスタイルで向き合っていくことが
大事なんでしょうね。
そんな時にカウンセラーが一緒に、辛抱強く付き合う、拝聴をする
カウンセラーにとっても苦しみを体験するのですが・・・
解決していくのはあくまでご本人です。
「答は本人が持っている」「解決策は本人が知っている」ですね。
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