高校野球が終盤戦へ 3回戦から準々決勝の段階になり熱を帯びている。
ご存知のように、広陵高校が一回戦を勝った後、大会辞退を広陵高校校長が
発表する。これで広陵高校の暴力事件がにわかに報道が過熱し、
一気にヒートアップすることになる。
「広陵高が史上初の不祥事による大会途中での辞退 当初は『出場判断に
ついては変更なし』も、SNSからの批判も強まり不可避に
『発言が被害者ヅラ』『謝罪の言葉はないのか』と批判殺到・・・。
広陵高校『校長の逆ギレ会見』が招く”最大の危機”
簡単に経緯を説明すると
1月下旬 1年生部員が寮で禁止されているカップラーメンを食べた。
それに対し複数の野球部員が個別に暴力をふるった(公式発表)
2月 学校側が内部調査を実施、高野連に報告
広陵高校へは「厳重注意」高校野球への出場は認められる
7月 被害者が県警に被害届を提出
8月上旬 被害者の関係者(と名乗る方から)SNSで詳細内容が投稿
この内容とそれに対するSNSがヒートアップ
8月7日 広陵高校は甲子園で1回戦を勝ちぬき、2回戦に進む
8月10日 広陵高校は大会辞退を発表
学校側が高野連に公式報告している内容と、SNSで拡散された
内容とがあまりにも違いすぎ、単純な暴行事件でなく、陰湿ないじめ、
そして監督など組織的な問題にまで発展している。私もチェックを
してみましたが、SNSの内容が本当なら、犯罪行為であり、
刑事事件に相当するような内容になっており、
野球部の陰湿が体質も伝えられている。
事実が隠蔽されているような印象を受けました。
これが事実かどうかは今の段階では判断ができません。
つまり学校側及び高野連の今回の暴力事件に対する事実認識と
SNSで拡散されている真相?
とされる事実があまりにも落差がある。ということ、
これについて校長はインタビューでこう答えています。
Q:今の話聞いて、SNSの過熱を受けて、こういった状況で
辞退するというか、しなければいけなくなってしまったことについては?
A:先ほどもお話をいただきましたように、やはりそこに行くまでに
なぜもっと細かいお互いが了解し合えるような対応、
対処をしなかったのか。それについて私自身も一つ一つの
事案を細かくそこまで確認できていなかったこと、
これが大きな問題だと思っております。
夏の全国高校野球 広陵が大会中に出場辞退暴力問題理由に
ちょっと驚きましたね。校長が野球部の暴力事件の詳細を
確認していないともとれる発言、つまり野球部が判断した
内容を校長は追認していただけなんでしょうね。
今回の事件でSNSで拡散している内容について
事実無根という校長の会見が必要だったわけで、
その事実を否定しないで、生徒に危険が及ぶから辞退する
では、なんとも筋の違う話。
しっかりと事実には事実で対応できなければ、SNSで
ながれている情報が事実と認定されてしまいます。
いずれにせよ、刑事事件として告発されたわけですから、
事実がある程度公になってくると思うので、その時点で
事実がどうだったのか判明することになりますね。
学校としてはあまりいい対応がとれてないということは
ことは明らかです。