中国社会の異変。
中国では習近平体制が確立し、長期政権になっているが、
その政権下で、社会的・経済的な大きな変遷を遂げた。
自由主義的な経済市場が広がり、持てる者と持てざる者に
かなり極端な分離が起きているようだ。
そんな中で、低収入、失業をしている人など厳しい生活を
余儀なくされている人たちに不満が鬱積しているように
思います。
中国で社会への報復を意味する「社会性報復」と呼ばれる
暴力事件が後を絶たない。それも社会への不満が
一つの要因のように思えます。
昨日も次のような事件が起きた。
中国・江蘇省の専門学校で16日夜、男が学生らを次々と
刃物で切りつけ、8人が死亡、17人がけがをしました。
男(21)は専門学校の卒業生で、現場で警察に拘束されました。
日本も京都アニメ事件のように、同じような殺傷事件が起きて
いるので、社会の不安、不満に対して、政治や行政はその
対策についてしっかりと対応してもらいたいものです。
即効性ある対策はなく、弱者救済、政治的均等、偏った
政治をしないことが大事です。
政治家に将来の社会の夢を感じない今日この頃です。
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