茶の湯 徒然日記

茶の湯との出会いと軌跡、お稽古のこと

伝統工芸の魅力を発信 さおりさんの魅力

2021-02-18 13:43:35 | 思い出の人/素敵な人
 この間も書いたけれど、インスタを始めて1年4か月位。

城州ゆたに山口製茶処 「抹茶おくみどり」と「在来煎茶」
https://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/dcd5833d9f58ea5af82630b37ab9afaf


 その中でご縁があって繋がり、琴線に触れた人。
 
 職人さんを応援するファンクラブのような存在でありたいとして 伝統工芸・職人さんインタビューをし、発信し続けるさおりさん。

伝統工芸の魅力を発信/伝え手
https://www.instagram.com/saori_1056/?hl=ja


 日本には素晴らしい伝統工芸が沢山あって、素敵な職人さんが沢山いらして、
でも、知られていないことも多い。

 通信が発達して誰もが発信できるようになった時代、上手に発信していくということは大事なんだと思う。
 知られなければ、忘れられてしまう。
 使われなければ、廃れてしまう。

 でも、どんどん新しくなっていくアプリやシステムについていくのが大変で、いいものを発信できずにいる職人さんは多いと思う。

 そんな職人さんを応援するように、インタビューしてアップしているのが、さおりさんのインスタです。
 内容もすごいけれど、発信力と熱量がすごくて尊敬しています。
 様々なシステムを取り込んで発信内容がどんどんバージョンアップしています。

 日本には沢山の伝統があり、様々な職人さんがいらっしゃるなあと教えてもらっています。
 私も微力ながら、職人さんも、さおりさんの活動も応援していきたいです。
 

 先日読んだ京繍伝統工芸士の安部敦子様による納骨袋のお話には感動しました。
https://note.com/tsutaete/n/ndd25029b327c


 納骨袋って考えもしなかったけれど、そうだなあと納得するものがあって。

 私の母と弟が入っているお墓は、今流行りの屋内型マンションタイプのお墓です。
 一年に一回会費を払うことで維持されますが、それが滞り、支払いをする人がいなくなる(=縁者がいなくなる)と合葬して終身供養してくれるシステムになっています。
 病気になった母が、一人娘の私が先々の維持に悩まないようにと選んだお墓です。
そこは二つの骨壺しかないスペースですが、ゆくゆくは父も入るつもりでいます。
その時には二人分のお骨を一つの骨壺に入れることで三人は入ることができると言われています。
 私は、母と小さくして亡くなった弟を一緒にしてあげたいと思っていて、その時には
美しく温かそうな納骨袋で二人を包んであげられたらいいなと思ったのです。
 絹の袋自体も、刺繍もとても温かみがあって、作り手の安部様の優しいお心と共に、
ふんわり包まれてゆっくり眠れそうな感じがします。

 ちょっとしんみりしたお話になってしまいましたが、 
 他にもこれまでにたくさん魅力的な職人さんのご紹介をされているので、是非、ご覧になってみて下さい。

 きっと知らない世界が広がっているはずです。

 皆さんも、会ってみたい職人さんや、職人さんの作品で気に入ったものや、
職人さんに作ってほしいものが見つかるかもしれません。


伝統工芸の魅力を発信/伝え手
https://www.instagram.com/saori_1056/?hl=ja



 私も東京に住んでいた時は、デパートの伝統工芸展などよく見て回っていました。
 職人さんと直接お話する時間は何物にも代えがたい楽しく充実した時間でした。
 デパートの工芸展や美術画廊は、気軽に近くで職人さんを感じることができるので、
出かけてみて下さい。

 さおりさんのインスタと合わせてオススメです。

<ご参考>
日本の伝統展
https://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/bf2b61d86580971354d8691651d94e82

高山茶筌
https://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/b48dd3a44b49398ea8fa64d0ceecbd56


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