濃茶入は、茶道具の中でも特に大切に扱われてきました。戦国時代は茶入ひとつが権威の象徴となり、褒美として一国一城の価値をもったこともあります。時代劇で織田信長や豊臣秀吉が茶入をやり取りしたり、降伏の条件に茶入や釜を差し出すなどの場面を見たことがありませんか?
茶道具―茶入―
http://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/49b0f21c1250de3b7e97a5ac8142e9b7
茶入の分類には諸説あり、一概には言えませんが、わかりやすい分類として、まず、作られた場所により、大きく唐物(中国製)、和物(日本製)、島物(東南アジア製)の3種類があります。
更に、その中でもすぐれたものとして茶人に珍重され愛され、選定されたものとして、茶入の格(グレード)を表す言葉がつけられている茶入があります。“大名物”、“名物”、“中興名物”の名称が代表的なものです。上のお点前を習うと問答の中にも登場します。具体的にはどういうものか。
大名物は、名物の中でも更に貴重なもの。千利休以前(東山時代)のもの。東山御物、村田珠光/武野紹鴎ら茶匠の好みのもの。
名物は、千利休時代のもの。織田信長や豊臣秀吉が利休や津田宗及に選ばせたり、名物狩りと称してコレクションしたもの。
中興名物は、遠州名物ともいい、小堀遠州が選定したもの。
茶入や格についてはもう少し細かい説明もそのうち加えたいと思いますが今日はこれまで。
これらの格のある茶入は写しが作られてお稽古用にも売られています。本物はせいぜいガラス越しに美術館で拝見できる位ですが、小さいのになんともいえない品格や重みを感じるものがあります。そして茶入には様々な逸話があって興味深いものがあります。
昨年、根津美術館で全国から集められた茶入を拝見する機会がありましたが、見事でした。その中で自分が好きな茶入を探すのも楽しいものでした。
また、最近、”名物茶入便覧”なる本を購入しました。誰から誰に受け継がれた茶入なのか、銘の由来などコンパクトに纏められていて便利です。これから美術館で見たものをひとつずつチェックしていきたいと思っています。一体いくつ見ることができるのでしょう。
茶道具―茶入―
http://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/49b0f21c1250de3b7e97a5ac8142e9b7
茶入の分類には諸説あり、一概には言えませんが、わかりやすい分類として、まず、作られた場所により、大きく唐物(中国製)、和物(日本製)、島物(東南アジア製)の3種類があります。
更に、その中でもすぐれたものとして茶人に珍重され愛され、選定されたものとして、茶入の格(グレード)を表す言葉がつけられている茶入があります。“大名物”、“名物”、“中興名物”の名称が代表的なものです。上のお点前を習うと問答の中にも登場します。具体的にはどういうものか。
大名物は、名物の中でも更に貴重なもの。千利休以前(東山時代)のもの。東山御物、村田珠光/武野紹鴎ら茶匠の好みのもの。
名物は、千利休時代のもの。織田信長や豊臣秀吉が利休や津田宗及に選ばせたり、名物狩りと称してコレクションしたもの。
中興名物は、遠州名物ともいい、小堀遠州が選定したもの。
茶入や格についてはもう少し細かい説明もそのうち加えたいと思いますが今日はこれまで。
これらの格のある茶入は写しが作られてお稽古用にも売られています。本物はせいぜいガラス越しに美術館で拝見できる位ですが、小さいのになんともいえない品格や重みを感じるものがあります。そして茶入には様々な逸話があって興味深いものがあります。
昨年、根津美術館で全国から集められた茶入を拝見する機会がありましたが、見事でした。その中で自分が好きな茶入を探すのも楽しいものでした。
また、最近、”名物茶入便覧”なる本を購入しました。誰から誰に受け継がれた茶入なのか、銘の由来などコンパクトに纏められていて便利です。これから美術館で見たものをひとつずつチェックしていきたいと思っています。一体いくつ見ることができるのでしょう。
ガラスの向こうに見えるその茶入は小さく可愛らしかったです。
学芸員の方がいらしたので少し話をしたのですが
かなりの薄さで軽いとか。
この美術館には他にも大名物が所蔵されているので
かなり楽しめますよ。
今日、柳桜園に行ってきました。
一保堂が「会社」みたいなのに対して、柳桜園は「個人商店」という感じです。
出してもらった新茶を飲みながらお茶の説明を聞いて、「江雲の白」という抹茶を買いました。
一保堂のお茶は銘が違っても値段が同じなら中身は同じですが、柳桜園は銘が違えば値段が同じでも中身が違うそうです。まだ飲んでないのですが、楽しみです。
帰りにすぐ近くの一保堂にも寄って、店内の喫茶嘉木でお菓子と薄茶をいただきました。一保堂は6月26日から10月中旬まで改修工事のため仮店舗営業となり喫茶は休止となるそうでちょっと残念です。
一日五個もひくと神経が疲れるほどです。
そして 次の日見ると気に入った物は
一つとしてありません。
薄造り、肩、口と品格が備わったような
茶入はやはり昔の物ですね。
さっそく名物茶入便覧を購入します。
茶入れも、よ~く拝見すると、本当にいろんな風景があり、色艶、肩の辺り、ホントに品格のあるのは素敵ですね。又次を楽しみにしています。
お点前によっては、伝来が必要なものがあるので、いつもこの中から選んでもらっています。
昔購入した茶入は、写しものが少ないのでーーーー残念。
野村美術館の「北野茄子」、関西方面の美術館に纏めて行きたいです~。
薄くて軽い、、、それって作るのは難しそうですよね。使うのも恐い!
根津美術館で見た一同に会した茶入も見事でした。私が気に入ったものは名物でもなんでもない茶入でしたが!
茶入、これからですね!薄茶入れとまた扱いも違うので楽しいですよ、きっと。
>一保堂が「会社」みたいなのに対して、柳桜園は「個人商店」という感じです。
>一保堂のお茶は銘が違っても値段が同じなら中身は同じですが、柳桜園は銘が違えば値段が同じでも中身が違うそうです。
そうですか、私も柳桜園には次に京都に行ったら必ず行こうと思っていますが。一保堂さんの喫茶は入ったことがないので改装が終わっていたらこちらも試して見ます。
柳桜園で購入された抹茶飲むの、楽しみですね♪
小さいから作るのも大変そうですね。5個、本当に神経使いそう、お疲れ様です。
納得いくものができるといいですね。
>さっそく名物茶入便覧を購入します。
是非!
主婦の友社 茶の湯ハンドブック 名物茶入伝来便覧 青木準子編著 です。私は美術館で購入しました。
>戦国時代のとある場面に茶の道具が出てきますよね。何故それほどまでに・・・と思ってしまうのですが・・・
本当に、我々から見たら不思議ですよね。茶と日本史は切っても切れない縁があり、戦国武将と茶の関係を知るとわくわくします。