カエサルの世界

今年(2019年)1月中旬から「休載中」ということになっているのだけど、まあ、ときどき更新しています。

海・生命の進化

2010年08月23日 | ☆水族館とか   

 「アクアマリンふくしま」に行って来ました。福島県のいわき市にある水族館です。創立10周年とのことでしたけど、カエサルは、2年ぶり4回目くらいかな。
 水族館はいいですよね。美ら海水族館も、海遊館もいいけど、カエサルとしては、ここが一番のお気に入りです。


 アクアマリンのいいところ、いろいろとあるのだけど、まずは1階の展示「海・生命の進化」ですね。
 綺麗な魚、面白い魚、珍しい魚・・・と、そういうのをズラズラ並べちゃうのもいいんだけど、どこかで1回、きっちりと学術的なことをやっておくというのは大切だと思うのですよ。
 そういうのに興味がない人は、素通りして、エスカレーターに乗っちゃえばいいわけで、押しつけがましさのないところもgoodです。


 生きている化石、カブトガニ。節足動物ですね。
 こいつを初めて見たとき、ホンモノじゃなくて、模型なんだと思いました。そいつが動いたので、よくできたロボットだなと思いました(笑)


 生きている化石、オウムガイ。軟体動物ですね。
 オウムガイ、英語では、Nautilus(ノーチラス)です。世界初の潜水艦の名前として使われ、ジュール・ベルヌの『海底2万里』の潜水艦の名前として使われ、世界初の原子力潜水艦の名前として使われることになりました。

 ブレちゃいましたね。水族館での撮影は、ブレとの戦いです。でも、3ヶ月前に松島水族館で撮ったときに比べると、ちょっと腕を上げたかな。
 これ、手持ちで、1.5秒シャッターなんですよ。こんなにきちんと写っているとは思いませんでした。


 生きている化石、ナメクジウオ。手前の方に、ちょこんといます。体長5cm足らずのちっちゃな動物です。頭索動物です。
 脊索動物の中で、一番古いのがこいつ。このあと尾索動物(ホヤなど)になり、無顎類(ヤツメウナギなど)になり、軟骨魚類(サメやエイなど)になり、硬骨魚類(いわゆる魚類)になり、両生類・爬虫類・鳥類・哺乳類になっていくわけです。まあ、我々のご先祖さまでしょうか。


 無顎類の説明があって、化石も展示されていたんだけど、ホンモノはいませんでした。いわゆる「生きている化石」というのがいないのかな。
 カエサルとしては、「生きている化石」ではなくてもいいから、ここでヤツメウナギあたりを見たかったという気がします。


 生きている化石、スポッテッドラットフィシュ。直訳すると「斑点のある、ネズミ顔した魚」ということですね。サメのなかま。軟骨魚類です。
 4分割になっているのは、縮小率を上げて、ブレやボケをごまかすためです。松島水族館のときに使ったテクニックだね。


 生きている化石、ヘラチョウザメ。サメという名前はついていますが、他のチョウザメと同様に、硬骨魚類です。こいつは、凄いです。
 まず、鼻(?!)が長いわけです。これは、ご覧の通りです。
 それから、でかい口をカボ~と開けたままで泳いでいます。そのあたりを上手に撮れなかったのは悔しいところだね。

 右上と左下に映っている青白い線は、エスカレーターの手すりのベルトです。


 生きている化石、オオサンショウウオ。両生類ですね。
 ここで1階の展示はおしまい。この後は、ヘラチョウザメのところに映っていたエスカレーターに乗って、最上階まで上がって、いろんな水槽を見ながら下に降りて来る・・・と、まあ、そういうことになります。

 アクアマリンふくしま、続きます。たぶん、10回くらいのシリーズになるんじゃないかな。連続じゃなくて、2~3日おきでUPしようかな・・・なんて思ってますけど、どうなるかはわかりません(笑)


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1 コメント

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‡零的確定原理‡ (K)
2010-08-25 06:57:51
【哲】0的確定論

『或質的な面が物理的に確定する場合の確定要素は【0】である。』


 【0特性】
◇絶対性
『拡がりが無い,』

◇不可分性
『分けられない,』

◇識物性
『存在の1の認識が可能, 即ち考えるもとの全てが【0】より生ずる, 但し質的な変化に対し絶対に保存ができない,』

◇変化性
『物による逆の確定が不可能な変化 (可能性の確立), 即ち存在の【1】を超越して変化する, 端的に言えば, 思考そのものの形は現象に含まれ, 視覚的現象等と共に常に変化する。』


 【0特性】が真理であるならば, 時間平面的視野は物的ではなく, 質的に変化していることになる。その根拠が,【0∞1】有の無限拡散性をもつ物による質の確定が不可能であること, そもそも確定する質が何なのかを知り得ない以上, 物理的確定論は絶対的ではなく類事的な確定であることである。


 零的確定論では一つの時間平面が, 拡がり無き【時の間(はざま)】に確定していると考える。同様に空間を考え,【空の間】に空間を置き, 絶対的変化を与える【質】を流し込む。つまり時間平面は, この表裏不可分の裏側の【絶対無】により0的に確定されることになる。


△無は有を含む。


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