今日からエコーが350円になる・・・という話を聞きました。嘘ではありません。そういう話を聞いたということは嘘ではありません。
「10カートンください」と言ったら「そんなにないですよ」と言われ、「じゃあ、あるだけください」と言ったら、5カートンを買うことができました。
310円×10×5=15,500円です。これだけでいいかなとも思ったし、もう5カートンくらい買っておこうかとも思いました。
この話をしてくれた人は、勘違いをしていたか、言い間違いをしたんだと思います。あるいは、カエサルが聞き間違いをしたのかもしれません。でも、とにかく、やられちゃいました。
買いだめしておこうと思い、事前に予約をして、20カートンを買いました。300円×10×20=60,000万円です。
4月になると買物もできるようになってきたのだけど、タバコの流通は滞っていて、銘柄を選んで買うことなどできません。一番安いのは何ですか?と聞いたらエコーだと言うので、エコーを吸い始めるようになりました。当時、ピースライトは440円で、エコーは240円でした。
その後、ピースライトなどの価格は据え置かれているのですが、エコーは、2016年に280円、2017年に310円になりました。エコーなどの「3級タバコ」には特例税制というものがあったらしいのだけど、それが撤廃されたことによるものです。このことによる値上げは、今後も続くそうです。今年の秋になるのか、来年の春になるのかはわかりませんが、エコーが350円くらいになることは間違いないみたいです。
カエサルがタバコを覚えたのは1970年代なのですが、当時は、どこでもタバコが吸えました。小学校の担任の先生は、休み時間に教室でタバコを吸っていました。カエサルは、大学の授業中に、教室でタバコを吸ったことがあります。バスや電車や飛行機、デパートや映画館や病院、どこでも吸えたのです。喫煙席や喫煙室などありませんでした。そうした時代にあって、若者にタバコを吸うなと言うのは無理だったという気がします。
健康先進国であるアメリカで「タバコは健康に悪い」ということが言われ始めたのは1960年代、日本で「嫌煙権」ということが言われ始めたのは1970年代ということのようです。それからの50年間で、日本でのタバコをめぐる状況はすっかり変わってしまいました。でも、いきなりガラリと変わったとわけではありません。数十年にわたって、一貫して、着実に変わってきたんですね。見事だと思います。
話を膨らませようとは思いませんけど、「世の中の変わり方」として貴重な例になるんじゃないかと思っています。
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