今回は『オバケのQ太郎』の主人公であるQ太郎くんの「能力」について考えてみました。
漫画などのヒーローにはもっとすごい能力を持った人たちがいっぱいいるわけですけど、たいていはバトルのための能力です。宇宙怪獣が地球を襲うというような状況がなかったら、ウルトラマンには何ができるの?ということになってしまいます。いや、そうでもないか。まあ、いいや。
もし、Q太郎になれたら何をしよう?などということを考えていたわけですけど、もちろん、結論など出ません。そんな思いを漫画にしてみました。
テキストを書き終えた時点で、絵についてはまったく考えていませんでした。
2コマ目に室内の様子を描いたときは、透明になっている人は点線で描こう・・・などと思っていました。でも、ふつうに人物を描いて、それを薄く表示してみたら、なかなか面白い感じになりました。3コマ目以降でも使うことにしたんですけど、背景画像とのバランスは難しいですね。
どのコマも、テキストにあわせて絵を「こじつけた」という感じです。当然のことながら、出来不出来があります。6コマ目の「炎」なんかはひどいですね。このへんが「漫画」ではなく「漫画を描く練習」というところです。
8コマ目の女性の顔は上手く描けたと思います。女性の顔は何度も何度も描いているわけですけど、練習の成果でしょうか、上手に描けることが多くなってきました。このコマだけ、絵に合わせて、最初に描いたテキストを書き換えました。
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