笑う陰陽師

Breakfast teaを飲みながらベランダから外を眺めても、昨夜の夢を思い出せない・・・・なら、書いちゃえっと!

お祭り

2006年06月10日 | 日常
お祭りについて

民俗学的な話は、専門家にお任せして、中沢新一(民俗学の第一人者;網野氏の甥だから、専門家とも言えますが)著書「アースダイバー」から引用。

”お祭りが都市を活気づけてきたのは、それが国家とも政治とも経済とも、本来無関係だったからである。徹頭徹尾、無駄な遊びだからこそ・・・興奮を与える・・。”

最近は、そうではない、官製の「お祭り」ばかりですね。
身近なところでは、金沢100万石祭り、福井フェニックス祭り。

市営のお祭りで、まぁイベントとして楽しくないことは無い・・けれど、興奮、熱狂とは違うよね。

 本来のお祭りである、七尾の青柏祭や三国の三国祭りでは、もう熱狂と言っていいものを感じます。参加している当事者はよ~くわかっていると思う。

 福井市の”YOSAKOIイッチョライ”に至っては、もうただの恥さらし。

よさこい祭りは、戦後の暗い世の中に何か新たなイベントをしようと高知市の商店街が発祥です。それが、主催者の個人的理由で札幌市の「YOSAKOIソーラン」としてブレークしたもの。
 福井では「YOSAKOI」をする理由もなく、単なるパクリでオリジナリティーのかけらも無い。
 そろいのユニホームにそろいの踊りは、集団催眠的に心地よいのだろうな・・と容易に想像はつくが・・・、チームを率いるのに、見にくい派閥争いや、多額のお金も飛び交っているのを見聞きすると、ホント見苦しいと思う。

こんな物に税金をかける福井市は余程お金が余っているのだろうな・・・。 要するにディスコに税金出してるのと同じじゃん。

 魂の奥深くに触れるような、オマツリへ行ってみたいな。。と思う、初夏or梅雨。