消費税が8%に上がって1年余り経ちますが
物価が上昇していることもあり、買い物をしていて、
税込み価格を見ると 「以前に比べて高いな~」 という印象は未だにあります・・・私
そもそも国が消費税を上げるのは、今後どんどん膨れ上がる〔社会保障関係予算〕などを
まかなうために収入(税収)を増やしたいからです(当然)
そして、『実際に税収は増えたのか』 を見てみます
朝日HPより
上のグラフを見ると消費税8%が導入された2014年度の消費税収入は
前年(2013年度)より増えており、全体の税収も増えていることが分かります
全体の税収金額の推移を見てみると
2013年度 47.0兆円(実績)
2014年度 53.9兆円(7月3日発表の2014年度決算より)
2015年度 54.5兆円(見込み)
とはいえ、2015年度の一般会計予算額 96.3兆円 のうち
税収でまかなう金額を上記の54.5兆円で計算すると
その割合は 56% ほど
たかだか半分程度
当然、不足分は将来世代の借金となる公債収入でまかなっています
国として税収が増える事は結構なことですが、
新聞記事を見て、今回のブログで書きたかったことは・・・
『中小企業の中には、増えた消費税分を借金して、収めている事業者がいる』 という事実
業種によっては、仕入れ金額は上がっても、客離れを恐れて、販売価格に転嫁できないという現実もあるでしょう
そうした事も影響してか、2014年度の消費税の新たな滞納額は約3.300億円にもなるようです
これも問題ですが、収める金がそもそも無いなら、どうにもできませんね
消費税が上がって、私たち国民のその恩恵は感じられているのかな
子育て用プレミア商品券は申し込んで、既に消費に回しましたけど・・・
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