最近、科学の世界での2つの発見が新聞記事に掲載されていました
偉そうに言えるほど私は賢くありませんが、ちょっと紹介しておきます
1つ目は『太陽系 第9惑星の発見』
朝日 HPより
これはまだ望遠鏡などでその存在が確認できたわけではありませんが、
その惑星の存在を仮定すれば、周辺天体の軌道のゆがみの説明がつくという段階
現在、国際天文学連合が定義している 『惑星』 は
水・金・地球・火・木・土・天王・海王星 の8つ
2006年に冥王星が『惑星』から準惑星に降格しましたので、9番惑星は空席状態なんです
海王星より外側部分は太陽系外縁部(エッジワース・カイパーベルト領域)と呼ばれ、
今では1000個以上の天体が発見されています
今回、太陽系外縁部でその存在が示唆された惑星は・・・
地球の直径の数倍、質量は約10倍と大きなもの
しかし、これまでになぜ発見できなかったのかと思いませんか
天王星の公転周期が約84年、海王星の公転周期が約165年であるの対し、
今回の惑星はも~っと長いと考えられています
ですから今後、望遠鏡で確認するにしても数年先になるようです
2つ目は『最大の素数の発見』
【素数】とは・・・「1とその数の2つしか約数を持たない数」であり、
1から50までの素数を挙げてみると
2 3 5 7 11 13 17 19 23 29 31 37 41 43 47 合計15個
1,000までの最大の素数:997
1,000,000までの最大の素数:999983
どんどん大きな素数が存在していると予想されますが、
その出現には規則性がないので、発見は大変そうです・・・
世界のコンピューターをつないで素数を探すという試み 〔GIMPS〕 のメンバーである
アメリカのセントラルミズーリ大学教授が発見しました
その数字自体はココに書ききれません・・・
GIMPS HPより
一番左の計算をするとその素数になり、桁数(digits)は22,338,618 桁になるそうな・・・
朝日 HPより
この素数をA4用紙に記入していくと、その用紙がこんなにも積みあがるという事です
世界には、様々な分野で研究をしている学者さんがいて、
その人たちのk過去の発見・研究の成果が私たちの生活を
より便利で快適なものへと導いてくれているのも事実
今回の発見も長い目で捉えておきましょう・・・(私、もう亡くなっているかも )