今朝の朝日新聞でちょっと気になった記事を紹介します
ドイツの中心部の航空写真(宇宙ステーションより)
街の左側は 白い照明 で、右側は 黄色い照明
(この黄色い照明は「ナトリウムランプ」と言って、トンネルなどに
使用されているのを見かけますが、安価であるという利点があります)
ちょうどこの境界部分に『ベルリンの壁』があり、
この壁を境にして、旧西側ドイツと旧東側ドイツに分断されていました。
つまり、旧東ドイツの領域には、未だにナトリウムランプが
多く使用されているのに対して、西側ドイツの領域は蛍光灯やLED照明
へと変わっているという事実が読み取れるわけです。
しかし、ベルリンの壁が崩壊して2014年11月9日で25年になるようですが、
未だに、旧時代の名残が残っているという事実に驚きました。
街のインフラだけでなく、所得に格差・教育の格差なども残っているようです。
旧東ドイツの現在の平均所得は、西側の8割
学校での1学級の人数も旧東ドイツ側は少なく、ほとんどの
学生たちが、西側へ就職していくという現実もあるようです
衛星写真から、一国の歴史的背景の違いが分かるなんて、
物事を多方面から見ることの重要さ が分かりますね