『論理的思考』 や 『論理力』
朝日こどもニュースの記事にその話題が掲載されていましたので、ちょっと紹介してみます
最近になって 『論理的』 という言葉を耳にする機会が増えてきたように思いますが、
2020年の新学習指導要領以降、教育現場が大きく変わろうとしていることの影響です
朝日HPより
2020年からの実施予定の【大学入学希望者学力評価テスト(仮称)】
また、小学校5・6年生の英語科目化、プログラミング教育の導入などなど
朝日新聞より
学校で教わる〔知識・技能〕を身に付けているのはもちろんのこと、
「思考力・判断力・表現力」なども身に付けて欲しいという政府(文科省・教育現場)からのメッセージ
従来の知識に加え、これらの力を付けさせるのは易しいことではありません
センター試験でいうと従来のマーク式のテストの場合、
4・5択の中の正解にたどり着くためのトレーニングをひたすら積んできました
ある程度の問題量をこなせば、解答パターンが見えてきて、解答スピードも上がってきますので、
なんとかセンター試験 割 とか、ある程度の判断ができました・・・が、
記述式となるとそうはいかないでしょう
まあ、最初は手探りな感じで対策を進めて行くことになりますね
ちょっと話が逸れたか・・・
今回のブログは 『論理力』 がテーマ
出口 汪 (でぐち ひろし)
大学入試経験者なら見たことがある名前でしょう
東進ハイスクールの国語の先生です
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ずばり 『論理力』 とは?
日本語の規則・言語ルールを知ったうえで、相手の主張の道筋を読み解き、
自分の考えを整理して伝える力
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今後、増えてくる大学入試の記述式の問題などは、与えられた事実・データを客観的に読み取り
分析・思考を加え、自分の言葉で分かりやすく伝える(書く)必要があります
ここで 『論理的思考・論理力』 を身に付けているかどうかが、結果に影響してくるのです。
では、どうやって身に付けていくのか??
問題はここです
しかし、この答えは単純にこうすれば・・・というものではありません。 非常に複雑
従来のような受身的な学習方法はやめ、子供に「自分はどう思うか、どう行動するか」などを
自分の言葉で発表・議論させる機会を増やす
朝日HPより
いわゆる AL(アクティブ・ラーニング)の充実
家庭内でもニュースの話題(環境問題・難民問題・歴史的事実・科学の歴史・進歩など)について
議論し、子供の意見を聞くようにするなど 親としても身近な部分でもそういった努力も必要
私のイメージでは、『学校で習う5科目の知識を十分に頭に入れていて、
なおかつ日常の出来事にもそれなりに関心を持っていることがまずベース(基礎部分)
その人がある問題にぶち当った時に、これらの知識や数学的な考え方などを総動員して
考え・分析し、効率よく対処していく、また対処法を第3者に分かりやすく説明できる能力』 といった感じです
次元の高い能力ですね
ちょっと私、偉そうに言ってますが・・・
子供の教育は一筋縄にはいきません (だから面白いとも捉える事もできるか)
最後まで目を通してくださり、ありがとうございました