KIPPSでは高校生の春休みの宿題も解答・解説しています
公立高校の生徒が「Joy Readers 2」という冊子を今日持ってきました
全部で18題の長文問題がありましたが、初めのほうは本人に任せて、塾では後ろから
解いてゆこうと決め、18番目「Everything I learned about selling」を読みました
内容は・・・(手短に)
家具屋さんをしている親子の店に年配の女性が来て、
「10年前にこの店で買ったソファの脚が壊れたので修理して欲しい」と
その日の午後に店主は息子と女性宅を訪れ、脚の交換をしました。
しかし、修理の際、店主はこのソファの裏面に大手通販会社のタグを見つけましたが、
何も言わずに無料で修理を行いました。
店主の心の中では「She is now our customer.」と
これらのやり方を見ていた息子があれから30年近く商売を続け、今に至っています。
といった内容です。
お客さんに対して「借りを作る」ということが、お客さんの心を掴み、
先々、お得意さんとなり自分の顧客となる
このサイクルが商売を長続きさせる極意なのかもしれませんね
ほとんどの高校生が休み期間中に学校から渡される「スタディーサポート」
きちんと学習すれば基本的な内容の復習にはなると思いますが・・・
学校から解答と一緒に渡されて、「いついつまでにやってきなさい!」と
どのぐらいの生徒が解答に目を通して、間違えた問題をキチンとやり直ししているのか
果たして、生徒自分だけで出来るのか??と いつも思っています
KIPPSでも高1、高2生も、今現在、これを一緒にやっているところです
しかし、私としてはこれに振り回されたくないので、さっさと終わらせて、
休み期間中しか出来ないことをしっかりやるように彼らに言っています
「自分が今すべき勉強内容を自分で自信をもって決められる」 ところまで来たら、
数ヵ月後に成績が上がってくるでしょう 頑張れ、高校生
本日、公立高校一般入試の合格発表がありました
合格発表を見た生徒が電話をしてきて、私が居なかったらダメなので、
今日は、ちょっと早めに来ました そして・・・・・・
14時過ぎにH君から私のケータイ に「 無事受かりましたー!」
16時前にもうK君がバタバタと塾に来て「 いけましたー!」と
実際のところ、誰も塾に電話 してきませんでしたね
でも、受かったならそれでOKOK お母さんも一安心でしょう
新たなステージへ
今朝の朝日新聞
3月13日に行われた「公立高校入試 問題と解答」が別刷り特集として挟み込まれていました
全体的に目をやって、気になった問題を・・・
数学で言えば、大問1-(6) 最頻値(モード)の問題
単純に「最頻値はいくらか?」とか「○○の階級の相対度数を求めよ」という問題ではなく、
それらの意味を踏まえた上で、考えて分析するような出題になっていました。
英語の大問3 グラフと説明文から考える問題
今までの一般入試では見られなかった種類の問題です。
大学入試センター試験でありそうな形式(こちらはもっと難しい)
数学にせよ英語にせよ、習った知識を生かして・・・
『自分がこれまで出来なかったことが出来るようになる』
『今までとは違った角度から物事を見ることが出来る』
『目の前の情報を自分なりに分析出来る』
これらを可能にしてくれるのが「勉強」「勉強」「勉強」