遊月(ゆづき)の日々これ修行なり~

パワースポット研究家(おたる案内人)でセラピスト遊月のブログ
【パワースポットニッポン(VOICE)北海道担当】

祭りとその逆の流れの不思議な偶然

2013-05-15 20:29:12 | スピ的自叙伝
父が亡くなり、いろいろな思いが巡る中やっと一区切りつきました。
そんな中、札幌駅で用事があり、帰ろうと切符を買いかけたのですが、突然、どうしても、メンターとして尊敬している方に会いたくなって、会いに行きました。

その方は私の心のメンターなのですが、実際に、メッセージを頂くとか、教えを頂いたことはほとんどありません。
なんだかんだと20年近く前からお世話になっていると思いつつ、実際にお会いしたのも数回、メッセージをもらったのも人生でほんの数回。

ほんとうに悩んで悩んで、だけど、最後にそれでいいのだろうか?と確認をとりたいとき、最後の最後にお会いして、ひとこと頂く。

無口で、実際にひとことくらいしか話さないのです。

その方に、離婚してから数年苦しんでやっと出した結論でもあり、その第一歩を踏み出そうと思った答えがあっているかどうか…
それを聞いて見たいと思ったのです。

それを聞きに行くのは依存?
自分で決めて歩きだすべき?
と、迷いが生まれたけれど、でも、どうしても一目会いたくなって、メッセージうんぬんじゃなくて、会いたいから行こう。
そう思いながらメンターのところにむかうとき、札幌でも有名な神社がお祭であることを、その神社の近くを通りかかって知りまして。
ああ、今日、お祭なんだ、と思いながら神社の前を通り過ぎました。

そうしてメンターのいるビルに行き、私は心から驚きました。

メンターに会いたい。
そう思っていつもメンターがいらっしゃる場所に進むと、そこには女性が一人立っていまして。

あれ、先生がいない。
でも会いたいと言い出せずに、どうしようかなぁとふとそのすぐ横を見ると、メンターがいつもいた場所に、写真が飾られていました。

先生の写真???
私は一瞬わけがわからず、その女性に、
なぜその方を、写真なんかに入れて飾るのですか?
そんなことをすると、まるで、

思わず愚かな言葉を口にしそうになり、はっとして止めました。

普通に考えればわかることなのです。
大きな白いユリに囲まれた黒い縁取りの額縁に飾られた笑顔の大きな写真が、いったいほかに何を意味すると言うのでしょうか。

そこまで言って言葉につまった私に女性が言いました。

突然のことで、直前までほんとうに元気だったのですが…
…明日が初七日なのです。

『しょ、しょなのか…』

その単語が、頭の中で意味を持つまで、数秒かかったと思います。
そして、突然涙があふれました。

そんなことってあるのでしょうか?
でも、笑顔のメンターを見て、そんなに深いご縁だったと思ってくださっていなかったと思うけど、私は人生を大きく変えてもらったと、深く深く感謝していて。
だから、こんな風にご挨拶に来ることができてほんとうにうれしいです。

そう心の中で手を合わせていると、

そんなことはない。
縁のない『縁』などない。

そんな感覚が入ってきて、ただもう、感謝の思いが溢れてきて。
そして、メンターがもしここにいたら、

もう大丈夫だ。
もっと自分のことを信じなさい。

と言うだろうなって思いました。
女性にお別れを言って帰ろうとすると、今私が心に浮かんだその台詞をその方がそのまま口にされました。

たった今、私もそう思ったところなのです。
と答えると、
すると女性がまた言いました。

この世に偶然などひとつもないのです。
自分を信じてくださいね。

ああ、神様。
ああ、先生。
ありがとうございます。

アトランティスでも色々教えてくださり、この人生でも先生が教えてくれたことが、私の人生を大きく変えたのです。

感謝してもしきれません。
涙が溢れて止まりませんでした。

そのあと自宅に帰り、お線香を1本立てていると、こどもも帰ってきました。

子どもたちにどこに行っていたのか聞くと、すぐ近くの神社のお祭りだと言うのです。

そういえば近所のお祭りも今日だったね。
ママはさっき、大通で別のお祭を見たよ。

そう言ってそのお祭の詳細をネットで調べようとして、別のお祭にヒットしました。

実は、去年京都に行った時、そこの神社で買ってきた、『葵の模様のお香立て』にお線香を立てていたのです。

メンターに手を合わせて、そのお線香が消える前に検索し手出てきたお祭りには京都の『葵祭り』の文字が。

先生のことを思うとき、ふと京都の風景がよぎるのです。
陰陽師だった時なのかいつかはわかりませんが、京都でもかつて何かを教わっていたのかもしれません。

お祭という行事の真反対にあるような出来事がいくつも連なって、真逆の陰陽がぐるぐる回っていくようで、ほんとうに不思議な気持ちになっています。




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