だいぶ平地も紅葉してきました。
北海道以外はまだまだ夏の終わり位なのかもしれませんが、結構冬モードが近づいている感じです。
今、歴史を勉強していますが、ここは本当に言霊の国だと思います。
よくない言葉は和歌に入れない。
または、逆に、いわゆる呪いとして、相手にこうなってほしくない思いを、まるで命令するかのように入れている。
そういった視点で研究している本を読んだのですが。
昔の人達は、恐ろしいほど言霊を理解して歌っているのがよくわかります。
言霊も、方角も、今よりもはるかに重要視されていた時代。
面白いことに1周回って、これからはそういうものが重要視されていくのだろうなと思います。
アトランティスの物語を描き加えて、コツコツアップしているのですが。
アトランティスでは、シリウスから来た人たちがこの星で自分たちの子孫を作り、彼らに宇宙の叡智を伝えました。
シリウスでは科学が発達しており、それも伝えたのです。
私の小説では「妖精族」と言う形で出てくる人たちがそれにあたります。
人類を作った理由は諸説ありますが、私が受け取ったのは、よく言われるように奴隷にするためではなかったです。
シリウス人は命を増やそう、もっと豊かな幸せな星にしようと考えいました。
そこで、自分達の産んだ子ども達だけでは足りないので、もともとこの星に生きていた人たちに遺伝子操作を加え、自分たちに似た知能を持つ人類をつくりました。
それが私たちです。
私の小説では「人類」と呼ばれています。
そしてシリウス人が遺伝子操作を加えていないもともとこの星にいた人たちを、私の小説では「辺境人」と呼んでいます。
これは私が受け取ったビジョンから作った物語で、実際にそうだったかはわかりません。
彼らは別れて暮らしていたのではなく、融合し合い、それぞれの能力をいろいろな形で分散して発展していきました。
よいバランスで分散していくことが、シリウス人の目的でした。
そして私が描いている物語では、もともとは妖精たちに受け渡されていた科学を、妖精たちは人類に伝えていきました。
妖精族はレベルの高い意識を持っていたので、科学を愛や幸せのために使っていました。
ところが新しい魂である人類は、科学と愛を切り離して考えてしまったのです。
そのため愛のない科学がどんどん発展していきました。
その結果、キメラと呼ばれる、いわゆる人魚とか、様々な新しい生命体を作ってしまい、そのことがきっかけで自然界のバランスが崩れました。
その結果、シリウス人が地震を起こす装置とかそういったものを使ってアトランティスを沈めたのです。
と言うことを物語で書いています。
ちなみに地球にいたのはシリウス人だけでは無いのですが、私はシリウス系なので、彼らの物語が入ってきてしまうのです。
面白いのは、科学万能だと思っている人類たちが馬鹿にしている、石の声を聞いたりする妖精たちの方が、自分たちが使っていた技術よりもはるかに高い科学力を持っていることでした。
今の社会のシステムに似てると思いました。
縄文の頃から平安に至る位までの時代は、言霊や方角などが強く信じられていました。
だんだん時代が新しくなるにつれ、武力とか権力とかが重要視されました。
やがて科学が発展し始めると、科学こそが最先端であり、科学的に証明されていないものは事実は言えないと言う価値観が生まれました。
この価値観が生まれて200年ぐらいしか経っていないのです。
20年位前から、スピリチュアルブームが生まれ今では若い子達が、剣の名前を覚えたりしています。
草薙の剣が動けば雨が降ると知っており、実際に天皇の即位式の時に草薙の剣が動いて雨が降り、その後虹が出たことでTwitterで狂喜乱舞していました。
平安時代の話かと思いました。
これからの世代の子たちは、目に見えないものも科学的に証明されていなくてもあっさり受け入れていくでしょう。
まるでアトランティスの時の繰り返しだなぁと思います。
私は歴史が大好きなのは、今も昔も人々が、あまり変わっていないのて、歴史の中に、これからどうしたらいいのかが詰まっているから。
何が失敗で、何がうまくいくのかを既に昔の人たちが実証してくれていると言うところにもあります。
歴史を知る事は、これからの未来をより良くすることです。
もう終わってしまったことではなくて、これからよりよく生きるためのヒントがちりばめられています。
志高く生きた人がどのように動いて何を手にしたのか。
そんなことが山ほど転がっている。
私は今日も歴史の物語を読んでいます(笑)