出雲の旅行記のまとめをしているのですが。(何度読み直しても、完璧とは思えないのが人生笑)
読み返してつくづく思うのです。
私の人生は道草や寄り道でできていると。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/b4/c91dcfcf3bf7dc568bce9c1e5cd4aeed.jpg?1695173126)
大好きな聖フランチェスコ
道に迷うことが大好きで、ワクワクしちゃうなんてどうかしてる。
本来行くべき場所があるのに、途中で気になったところを素通りできない。
気になってしまったら、とことんそこで調べてしまって、ゴールにたどり着くのが遅れてしまう。
そんな人生だったのだけれど、私はそんな人生が好きなんだと改めて思う。
王道をいけない。
本通りを歩けない。
本当は大きな道をたくさんの人たちと一緒に歩いていくのが1番良いと私も思う。
正規ルートはあそこにあるとちゃんと頭でわかっている。
なのにそこから外れて、細い道に迷いこんでは、行き止まり引き返し、謎の崖を擦ってみたり。
愉快になる位、それが私の人生だ。
せいぜい5日間の旅なのに、そんなことばかりしていた。
そしてそれを楽しんでいた。
私には潜在意識がある。
35歳の時に、横浜から師匠が押し掛けて、小樽の寿司屋で、私に潜在意識をこんこんと教えたてくれた。
その時私は思っていた。
たかだか紙に書き続けるだけで、人生が思い通りになってたまるか。
人生はそんな甘いもんじゃない。
だけど同時に思っていた。
やりもしないで、例もしないで、この人を否定する事はおかしいと。
うまくいかない可能性の方が高くても、いちどだけ試してみよう。
その結果がありえないミラクルを起こし、私は京都のみならず、1人で出雲まで行ったのだ。
しかも京都も出雲も、私を案内してくれる人がそこにいてくれて。
幼い頃、役立たずで生きる価値がないと言われ続け、生涯一人ぼっちで生きていくかもしれないと思っていたのに。
もう一度同じ人生を繰り返したいと思わない。
苦しみとか、ほんとにしんどい時間の方が長かったから。
だけど振り返ってみると、修行好きの私にはちょうど良い人生だった。
あー、これからは、なかなかゴールにたどり着けない自分を責めるのではなくて、寄り道、人生をもっと楽しもう^_^