昨日は母の日でしたね。
たまたま本の整理をしていてパラパラとめくったページにこんな文章がありました。
「子供は3歳までの間に一生涯分の親孝行をしている」
何の見返りも求めない可愛らしい笑顔が、幼い日々の親に向けられる無償の愛情が、一生涯分の親孝行に値すると言うものでした。
最近、生まれてきて1番嬉しかったのはどんな時ですかと聞かれ、子供たちが生まれた瞬間だと思いました。
私には生涯で最も幸せな日が3回もあったと言うことです。
生まれてくる前は、ただただ無事に生まれてきてくれること、できれば5体満足で生まれてきてくれること、それだけが願いであり、それさえあればもう何もいらないと言う気持ちでした。
そのうちに、もっと成績が良くなってくれればとか、もっと優しくしてくれればとか、そんな気持ち全くなかったと言えば嘘になります。
でも、私の子供として生まれてきてくれたこと。
それだけで私は充分幸せだと思えるのです。
この先どんな人生を歩むにしても、それは彼らが自分で決めてきたことです。
彼らが道を踏み外さないように、見守ること。
失敗して落ち込んできた時は励ましてあげること。
何があっても私はただあなたを愛していると言う、それだけを伝え続けること。
そんなことを考えながら育ててきました。
私は高校の時に子供ができないかもしれないような大きな病気をして、それなのに3人も子供を授かったことが、最高に神様からのご褒美だとずっと思っているので、本当に私の子供に生まれてきてくれたこと。
それだけで十分なのです。
だからそれ以上に何か条件つけようなんてやっぱりあまり思わないみたいで。
それなのに、本当に優しく育ってくれて、いろいろなことをしてくれるのです。
母の日に、突然晩御飯をご馳走してあげるよと言ってくれました。
ほんとに美味しくて、すごく幸せな気持ちになりました。
もし何もないなかったとしても、ちょっと寂しいなって思うかもしれないけど、多分その程度で怒りとか悲しみとかはわかない気がします。
しあわせなことに母の日に何もなかったことはないのですが(^^)
生まれてきてくれただけで十分なのに大人になればなるほど優しくしてくれるなんて。
ただただ感謝と喜びの気持ちしか浮かんでこなかった日曜日でした。