Lovely London

1996年から2000年まで過ごしたロンドンでの出来事を記録したものです。
2014年のパリとロンドン旅行も記載中

今年もギャルソンファームへ(1998/6/21)

1998-06-21 | レジャー

 98年6月21日(日)、今年もやって来ました、Garson Farm去年は3回も訪れたけれど、今年は長雨と寒さでイチゴの出来が悪いとの評判だったので、しばらく行くのを躊躇っていたのですが、今日は天気も良好なので朝9時半に家を出て来ました。こんなに早く出てきたのは、近所の山下さん一家(先月のErton Johnのコンサートを一緒に見に行った)と一緒に行ったからです。
 もちろん狙いはイチゴ狩りです。11前に着いた時には、イチゴ畑の前の駐車場は何10台もの車で一杯です。でもご安心下さい。イチゴ畑は無限に?広いのです。これだけ人が多くても、1人1畝を占領してもおつりがきます。さあさっそく食べるぞ!どの木(草?)にもイチゴは鈴なりになっていますが、ちょっと時期が遅れたのか、長雨のせいなのか、ずいぶんと傷んだものとかカビが生えているイチゴが多かったような気がします。各自めいめいかごを持って、イチゴを摘みますが摘んだイチゴはほとんどが口の中に入ります。やはり今年の長雨のせいで、幾分甘みが足らないのは気のせい?
 イチゴ畑の隣は、エンドウ畑だったので、キヌサヤも摘むことにしました。2、3日前まではまだ花だったような5cmぐらいの小さなエンドウをちょっとかわいそうな気もしましたが、ドンドン摘みました。摘めども摘めども、1つ1つの嵩が少ないのでなかなかかごが一杯になりません。2,30分かけて、やっと一杯になりました。結局、イチゴ1かごとキヌサヤ1かごで、しめて£2.30でした。
 その後ラズベリーの味を確かめてから(まだスッパイ)、アスパラ畑に移動しました。アスパラ畑は一見は何も残っていないような土ばかりの畝が続いていましたが、一端畑に入ってみると2,3mおきに1本ぐらいづつにょきっと若いアスパラがのびています。頭から20cmぐらいを目安にポキッと折ると、くきのところから水がじわーっとわき出る?ようなみずみずしいアスパラでした。いい気になって、ポキポキと折って袋に半分ぐらいになって、これを計量してもらうと、これはなんと£7.50(1500円)もしました。
 計量のおじさんに今年はサクランボはいつ採れるのか?と聞いたところ、「Only Today!」とのこと。よく見ると後ろに並んでいる人のかごには、ルビー色の甘そうなサクランボが入ったかごを持っているひとがいるではありせんか。あわてて回りをみわたすと、CHERRYと書いた看板が見えました。CHERRY園にきてみると、CHERRYの木は100本以上あるようでしたが、ほとんど摘み取ったあとで白いサクランボしか残っていないように見えました。実際白いやつはあまり甘くありません。木に登ることは禁止されているのでジャンプしたりして、5,6個摘みながら奥の方へ進んで行きました。奥に行くと梯子があり、今度は梯子を使って木のてっぺんに残っているサクランボを探すようにしました。最初はあまりみつからなかったのですが、慣れてくると、葉っぱの陰になった枝を丹念に調べると、これは感激、ルビーの光沢を放つサクランボが鈴なりではありませんか。これは、海中に潜って岩をひっくり返してアワビを取る、あの快感に似ています。このような枝を4,5本みつけると、ようやくかごは一杯になりました(かご以上にみんなのおなかの中にはサクランボが入っていますが)。満足満足。
 その後、園内のレストランで食事を取り、2時からイチゴ園の横でやっている1£ポニー乗りに行きました、山下家の子供2人とうちの皓介、敦史の皆で乗せることにしました。ポニーと言っても想像していたのとは違って、普通の馬のように見えましたが、ちょっと小さい馬もポニーというのだそうです。結構背が高いので、子供たちは怖がるかと思いましたが、杞憂でとても楽しんでいました。
 自宅にもどりアスパラを茹でて、家族全員で山下家で食事をすることになりました。アスパラの天ぷらなども出てきて、ささやかながら、私の40歳の誕生日を祝って貰いました。
 

 
 

Elton John & Belly Joel Concert?(1998/6/6)

1998-06-06 | レジャー

 98年6月6日(Sat.),18:30に Elton John & Belly Joel の世紀のJoint Concertがウエンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)で開催されるはずだったのだが、スタジアムの近くで渡されたビラを見ると、ビリー・ジョエルは喉の痛みのためこのコンサートには出演できない と書いてあるではないか!せっかく昨晩、カラオケでビリー・ジョエルの歌を練習したのになんど言うことだ! 一緒に行った山下夫人曰く、「プロなら這ってでも出てこんかい!」。ビラには入場しなければ、全額払い戻しが効くと書いてあるけれど、誰がここまで来て引き返す人がいるか。英国人は別に文句を言うわけでもなく、落胆する訳でもなくソフトクリームを食べながら入場して行くのでした。英国人はビリージョーが居なくても、エルトンがいればそれで満足なのかもしれない。個人的には、入場料を半額にして貰いたい気持です。
 6時45分頃、スタジアムの中に入ると、既に8割ぐらいの人で一杯。サッカースタジアムですから、回りの観覧席とグランドにイスをおいての座席とで3万人はいたでしょうか?我々の席ははE4区の28列目。ステージからは遙か彼方の席で肉眼ではステージにいる人の顔がやっと認識できるくらいの距離。7時の開演を待っていると、スタジアムの後ろの席からウエーブの小さい波が発生して、それが会場全体に広がる巨大な波に。我々も波にあわせて起立・万歳をおこなった。前座から始まると聞いていたけど、僕がトイレに行っている間にエルトンが出てきて始まった。ステージの横の巨大なスクリーンがエルトンの顔を映す。その横の100個以上あるスピーカは巨大な音を生みだし、我々の度肝をぬく。
 エルトンの曲なら半分ぐらいは知っている。最初はそうでもなかったが、コンサートも半ばを過ぎると、ロックンロールの曲(そう言えばクロコダイル・ロックというのがありましたね)がかかると皆一斉に立って腰を動かし出す。回りには年輩の方も多かったが皆そうしている。バラードになるとイスに座る。また乗りの良い曲だと立ち上がる の繰り替えしでコンサートは進んで行った。終盤近くになると、ほとんど皆立っているので、もっと近くで見ようと、踊りながら通路を前に進んで行くと、係員が居て、E区の先のB区には行かせてくれない。でもEの2列目のかなり乗りに乗っている連中のなかでエルトンを見ることができた。2回のアンコールの後、10時過ぎにコンサートは終わった。それと時を同じくして、あんなに晴れていた空から雨が落ちてきた。