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◆◆ ピアノ風景 ◆◆

小さなピアノ教室のレッスン風景と日常です

一歩一歩

2011-08-11 12:17:28 | コンクール・グレード
昨日は、娘と中一の生徒Aちゃんが、
日本クラシック音楽コンクールの予選を受けてきました。

娘は、メンデルスゾーンの「ロンド・カプリチオーソ」を、
Aちゃんは、ハイドンのソナタを弾きました。

娘の曲については、以前の日記にも書いています☆☆☆

コンクール前の最後のレッスンで、ボロボロだった娘は
先生にものすごく注意され、コンクール前の二日間は、
隣に住む祖父母が心配するくらい練習したみたいです。
(娘は自宅ではなく、隣の祖父母の家で練習することが多いんです)

直前になって、そんなに練習するくらいなら、
もっと前から真剣にやっていれば、もっと良くなっていたと思うのですが・・

娘は、どうもこの曲を好きになれなかったみたいで
他の曲ばかり練習していたんです

毎回のレッスンで、山ほどの課題を与えられていた娘ですが
いただいた講評には、レッスンの時に与えられていた課題は
大体クリアー出来ていた・・といような内容を書いていただいていました。

そして、娘の個性のいいところをわかってくださっている先生もいらっしゃいました。
もちろん、今後の課題も書いてくださっていて、講評を頂けるのはありがたいです。

ただ昨日の演奏は、私には崩れかけ一歩手前・・という印象でした 

Aちゃんの方は、自分でハードルを上げて練習してくれたら
もっと、いい内容で弾けたように思いました。

弾けてない訳ではないのですが、自分の演奏をよく聞いて
「もっと良くならないか」・・って自分で考えて
丁寧に練習していたら、なお良くなっていたと思います。

「音楽」に完成形は無いように思います。
弾けば弾くほど、「もっとこうした方がいいんじゃないか・・」という疑問が出てきます。
厳しい意見だけど「上手く弾けた」と思うことは、
「上手く弾けていない」のと同じことじゃないかな。

ただ、最後のレッスンの時に、本番では「ハイドンらしく弾くこと」
・・を目標にしたのですが、講評に「ハイドンらしく弾けていた」と
書いていただいていたのでよかったです

昨日は、とって~~も上手な子がいました。
娘やAちゃんと同い年でしたが、演奏がすっかり大人でした 
テクニックもぶれないし、本当によく練習してきたんだ・・ということが
演奏からわかりました。

娘は、一見大人っぽく見えますが、反抗期で私の言うことは聞いてくれません 
そういうところが、実はまだまだ「お子ちゃま」なんだと思いました。
「大人になる」ということは、反抗期も通り過ぎて
私の意見も、冷静に受け止めることが出来ることなんだと思います。

娘やAちゃんには、そういう上手な子の演奏を聞いて、自分を見つめなおしてほしいです。

一足飛びにはいかないので、一歩一歩前進です・・

娘もAちゃんも、なんとか予選には受かりましたが、本選には進まず
9月に別のコンクールを受けるために、違う曲を本格的に練習開始です。

ファイト~~

**********

昨日は、ハードな一日でした。
朝一で、病気で休んだ生徒さんの振り替えレッスンをして
コンクールに飛び出していき、帰ってから、
バイオリンのコンクールを受ける妹の生徒ちゃんとの伴奏合わせをしました。

昨日も暑かったけど、充実の一日でした