There were/ホモセクシュアル/days

或るホモセクシュアル経験者発信のzakki等。

アメリカ/ゲイ交流サイトここのところ

2010年04月30日 22時18分10秒 | weblog
アメリカの交流サイトにプロフィールを載せている関係で、今日などもイギリスから42歳、アメリカからは68歳と44歳の二人、フィリピンに住むタイ人32歳、香港28歳と、メッセージがきたりなどしている。一人を除いて、いずれもプロフィール写真がサイトに載せられている人たちだからどのようなタイプかは、分かるわけです。ただたとえこちらが関心を抱いたとしても、なにせ遠い国であるし、こちらとすればせいぜいメイルのやりとり位のことしかできないというところだから、とりあえずは大体のところメッセージのお礼をしておくという程度ですか。

サイトを見ていて、こちらからメッセージを送るということもあります。アメリカだったり、オーストラリアだったり、その時次第というところですが、なにかちょっと言ってみたい相手ならば。その返信を期待しているわけでもないですね。なんにしても距離のことがありますから、既にして存在が遠いわけなのですねえ。会える可能性のある好みのタイプと知り合い、精神的な、そしてまた肉体的な良い関係を持ちたいという願望、あってのものが普通だと思いますからね。外国に住む者同士でも、いずれ会えることを期待する。恋愛感情の持てる相手とは。そういうことでしょう。気持はそちらを向いての、サイト交流。私の場合は、そちらを向いてはいないわけですねえ。
日本に来る予定、という人からのメッセージもあるけれども、会いたいと感じるような人もいなかったこともあるし、それに今は入院しているつきあっているSのこともあるから、彼を裏切るようなこともしたくないという気持もあることで、いずれにしても。

ただ、メイルのやりとりに発展している人も、中にはいるわけです。今現在はスペインのバルセロナに住む同年代の相手と、やりとりをしていますね。両親はヨーロッパからアルゼンチンのブエノスアイレスに移住したユダヤ人で、彼もブエノスアイレス生まれ。子供の頃、街には日本人の移住者もいて、大抵はクリーニング店などをやっていたようですね。そうした日本人のクリーニング店の主人が、10歳位の彼はとても気になっていたようです。むろん、自分にホモセクシュアル傾向があることなど分かりもしない年頃だから、その時には何故なのか分からなかった。あとになって思えば、その30前後位だったんでしょうか。日本人の主人に恋していたのだということに気づくようになった。そんなことも、メイルに書いていましたね。

サイトを見ていて感じるのは、とりわけアメリカ人などの体型の凄さ。身長185センチあたりで体重120キロから150キロあたりという男たち、多いです。かつ、たっぷりと口髭、頬髭を生やしている。それから刺青も多い。ともかく、マッチョ志向というのか、あちらの国は。日本とは、全く別環境、別事情の国、という印象、強いですねえ。ともかく体のサイズが違う。
一昨日だったか、ハワイからのメッセージがあったのですが、身長193センチですからねえ。それで髭だらけの顔。そういう人に気に入られても、見上げるような大男とは、どうも。つきあっているSも体重120キロ、身長180センチ。それでも、私には高すぎるんです。本来の私の好みは170センチ位まで。

なんにせよ、サイトで世界中の上は80代までの同じホモセクシュアルという共通なものを持つ人々。
それぞれのプロフィールを見ていると、なにか感慨のようなもの湧いてくること、ありますよ。熊のような大男も、ホモセクシュアルだし、さまざまな地で生活しているさまざまな人々。それをリアルに感じますからね。


久し振りのSからのメイル

2010年04月19日 22時50分04秒 | weblog
この前にSのことに触れたのは、4月2日。
「入院したままのS」という、その日の記事。
その日のメイル以降は、彼からのメイルはずうっと、なし。私は、二度ばかり、メイルをしている。Sにしても、このように入院が長くなるとは思っていなかったのだろうから、3月も過ぎ、そしてし4月も通して入院生活になりそう、というようなこと。気持を重くさせるものが、あったのだと思う。仕事からすっかり離れてしまうということもやむを得ないにせよ、気がかりなことであったと思うしね。
それでも、様子くらいは知らせてくれれば良いのに、とは思いましたよ。出したメイルにはそのようなことは意識的に書かなかったけれども、やっぱり返事がないとね。気になるもの。
でも、Sにしても、なんとも書きようのない心境になっているのだろうというのも、想像がついたし。なんにしても、頑張って入院生活を送っているということを思えば、こちらのそんな希望などはとるに足りないもののようでもあり。このまま成り行きに任せるしかないな、という心境でいたようなわけで。それに日々のことがあり、そちらの方のことに気持をとられて、メイルのやりとりのなくなっていることも、殆ど気にはならなくなっていたような具合で。
そんなところで、今朝のSの17日振りのメイル。

  
    5時29分発信
    
    おとうちゃん、おはようございます。お変わりありませんか!? スッカリご無沙汰
    しております。病院から、眺める、桜は・・固い蕾だよ。昨日は・・霙降りまし
    たよ(T^T)。おとうちゃん、風邪など召さぬようにね。大好きです。  S



「召さぬようにね」、などという言い方などして。北の方だから、桜の開花もまだということですか。
Sを愛し続けることになるんだろうな、とやはり思いますね。                       

ブータンからなど/ゲイ交流サイト

2010年04月15日 23時02分54秒 | weblog
前の記事で、アメリカの某ゲイ交流サイトに登録をして、自身のプロフィールを載せていることに触れたけれども、それによってなにかしら私に対して関心ある者が、メッセージを送ってくれるわけです。つき合いたい相手、というような関心からということになるわけですね。自身もそうですが、大抵は顔の分かるプロフィール写真を載せていることから、相手の感じもおおよそ分かるわけです。体重、身長、セックスの好み、求める年齢、パートナーの有無、住んでいる場所、色々と分かるわけですが、自己紹介の欄などには、詳しく長い文章で書いている人も、結構います。

私へのメッセージで多いのは、地域的なことからでしょうが、やはりアジアからですね。日本国内からもむろんですが、中国、台湾、フィリピン、タイ、マレーシァ、シンガポール、ベトナム、パリ。それから、これは自身としては思わぬことだったんですが、アラブ首長国連邦から。これは20代後半の年齢の若者でしたね。日本に来る予定もあるので会いたい、ということだったんですけれどもね。それから、これもまた思わぬことであったのですが、それより以前に、ブータンから。そのような国でネットでゲイの交流サイトを見ているとは、思わずにいましたね。事情が分からないほどにブータンという国のことを知らないでいるもので。40歳位だったと記憶しています。公務員。プロフィール写真もサイトに載せていましたね、確か。

ブータンというような国では、どういうふうにしてゲイである者は、相手を求め、見つけているのだろうか。興味のあるところではあります。想像もできないですね。彼らの出会いの場所。どういうところがあるのか。ホモセクシュアル。どのように受け止められているのか。印象としては、非常に素朴な世界。そのようなものしかなく。
他の地域ということになると、アメリカ、カナダ、コロンビア、エクアドル、ブラジル、スイス、イギリス、フランス、フィンランド(ただし留学中のアジア人)、オーストラリア。そのようなところからですか。現在までのところは。私も、サイトを見ていて、時に気に入ったタイプには、メッセージを送ったりもしていますね。






同性婚 same-sex marriage に思うこと (2)

2010年04月13日 22時07分50秒 | weblog
ずうっと年上のドイツ人と同性婚をした彼は、日本でも式をあげたわけだけれども、日本に住むというわけではありませんでしたからね。法的に認められていない国でもし生活をするようなことになっていたら、心的にも大変なところだったでしょう。問題が出てきそうです。メイルで知る限りであるけれども、ドイツでの彼らの生活は、かなり普通に受け入れられている中でのもののような印象ですね。知人の誕生日に一緒に出かけたり、親しい家族とのつきあいがあったり。彼は、健康面で問題のあるパートナーの面倒をよく見ているようだし、夫婦ではなく何と言ったら良いのかな? 夫夫? その良い関係にあるようだし。

男色という関係が、社会的にも普通に受け入れられていた時代などもあったこの日本という国。今は強い偏見の意識に晒されている、という面が強いのではないかな。テレビなどには、女の格好をした者、あるいは男の恰好はしていても話し方は女、というような連中が面白がられたりもしているようだけれども、それは受け入れられているほんの一面にすぎないでしょう。そういう場所、世界だけの現象。ゲイ、ホモセクシュアルは、一般社会の中で外見、普通。当人がカミングアウトでもしなければ、誰にも分からない。それが殆ど。夫となり、父親となってもいるわけです。この日本では、そうした状況。

私はアメリカの大きなゲイ交流サイトにメンバー登録をして、自身のプロフィールをそこに載せています。自身のプロフィール写真を載せるか否かは任意ですが、殆どは載せているのではないかな。顔写真ではなく、男根そのものを載せている者なども結構いるんですけどね。普通には、私もですが顔の分かる画像。その中で、パートナーと一緒の写真を出しているパターンもあります。長年、一緒に暮らしてきている、という二人。法的には結婚していないものの、内実はそのようなものと思えるカップルですね。50代、60代になったりなどしている、そうしたことが普通にあるわけです。日本とは全く異なるという、向こうの世界の印象。遠い未来まで、埋まらない違いではないのかな。


同性婚 same-sex marriage に思うこと (1)

2010年04月11日 23時38分12秒 | weblog
現状におけるこの国の印象からすると、異次元の世界のこと、といったところになるのではないだろうか。別の風土、意識世界にある、というところですか。同性婚を法的に認めているヨーロッパ、あるいは北米の国、あるいは州、他の地域からするとね。どれほどの隔たりがあるか、考えてしまうほど。

そうして、この日本に住む自身。何故に同性同志で、結婚をしなければならないのか。何故に異性間と同じに結婚という形をとらなければならないのか。そこのところが良く分からない、という感覚。あくまでもこの日本においては、ということだけれども、多分、この国の何処かには法的に同性婚が認められることを願い、そうした方面の活動をしている人たちもいるのかもしれない。でも、外国の既に法的に認められている国、地域の場合などとは、事情の違いを感じる。

昨年の中頃から、ベルリンに住む日本人で、ドイツ人と同性婚をした人物とメル友になっています。結婚をしてから8年ほどになるのかな。日本でも当時、その結婚はテレビでも紹介されたりしたものだし、私も実はそれを見たのだけれども。メイルで、ドイツでの結婚の時の画像を彼は送って見せてくれたし、日本でも結婚式をやり、その時の写真も見せてくれたのだけれども、その日本での式の後の記念写真。ドイツ人の彼と日本人の彼を真ん中に、両親、親戚など一同、総勢30人ほどだったのだろうか。三段に並んでの記念写真。

この日本での、同性婚式。両親、親戚、知人、一同の、その感じ。みな、きちんとした良識人らしい人達ばかりの参列者、という感じなんだけれども、同性同志の結婚です。あくまで。なんだか、実感としてとても妙な印象を覚えたものです。法的に認められているような国においてなら、別であるのかもしれない。でも、日本では他に見ることのない、全く見慣れない状況のものですからね。その異和感。それは、偽りなくありましたね。


昨日のメル友Mの言葉

2010年04月07日 23時28分52秒 | weblog
(メル友Mについては、2月23、24日の記事などに)

ちょっと、面白いなというか、なんとなく考えてしまいたくなった言葉なんですが、こんなふうに書いているんです。


    彼とは、週に1か2は逢っています。私次第なんです。彼はもう私に、べったり。す
    こし家庭の私にも関心あるみたいで、休日の行動も知りたがります。私は良き家庭
    人を演じているので、心配はいらないのですがね。

    昨日の月曜日(4月5日)、関東のセクフレが来る予定でしたが、年度末処理、期の初
    め準備、土曜日に彼と激しく何度も戯れすぎで、心身とも疲れてしまい延期しまし
    た。今回はこの彼と、また遠距離の彼が4月23、24日とS市に来るので、ホテル予約
    とか、重なります。でも、みんな大好きなんですよね。人間的にも、淫乱なんでし
    ょうか?


「私は良き家庭人を演じているので」、というこの言葉。
なんとも、考えさせますよね。家にいる妻もまだ結婚前の娘も、夫、父親である彼の外でのことを知ったらと思うと、なんともね。いや、私が思わされたのは、「良き家庭人」などという言葉が彼から出てきたりしたもので。なんだか、可笑しいようでね。
淫乱なんでしょうか? などと書いていますが、何年ものメル友つきあいをしていて感じますが、そちらの方ではないのかな、と思うことありますねえ。いつも、オトコが欲しい、というMのイメージ。社会的、外見的には、ごく普通のノーマルな感じの太目の熟年紳士、というところなんですがね。






リッキー・マーティンを初めて知る

2010年04月04日 21時53分12秒 | weblog
先月のカミングアウトをしたというニュース。ありふれた、歌手らしい名前、という印象を持ったけれども、初めて聞く名前。それで、YouTubeでどういう歌手なのか、と。
で、分かったのは、たまたま私が名前を知らなかっただけで、曲はよく耳にしていたものであったということ。Livin' Vida Loca、だとか、La Copa de la Vidaなどは、特に。映像を見て、こういう歌手が歌っていたのか、ということも合わせて知ったというわけ。そのパフォーマンス、なかなかの魅力的なものでありましたね。その歌手が、ゲイで、カミングアウトをした、と。彼を見る側の反応は、どういうものなのだろうか。その前と、後との違い。

ゲイとしての自身の趣味の対象とは異なるけれども、彼の愛する相手のことなどには興味を覚える。年上? それもずうっと年上? あるいは年下か、同じような年の相手か。そのようなことなどにも。3月に公式サイト上でカミングアウトをしたということなのであるけれども、サイトはスペイン語で書かれているので、内容が分からない。
プエルトリコ出身。1971年12月24日生まれの、次の誕生日で39歳ですか。Enrique Martin Morales という本名。エンリケは、リッキーというニックネームになるし、ミドルネームは、マーティン。ということで、本名からきている名であったことを知りましたね。

スペイン語には、興味がある。タンゴをはじめ、スペイン語で歌われている音楽は好き。歌える曲も、いくつもある。興味はあるけれども言葉を勉強は、しない。何故だか音をたのしんでいたい。あんまり中身の方まで深く入り込んでいきたくないな。という感覚が、なぜだか強いのである。スペイン語圏の人。人種的に好きである。個人的には、ゲルマン系、あるいはアングロサクソン系のいわゆる白人、という系統の人種に対して、あまり性的関心を覚えない、というのが自身の傾向。セックスの対象としての場合ですね。

いずれにしても、リッキーの場合の、カミングアウト。それなりの理由あってのことのようであるけれども、代理母が産んでくれたという二人の息子がいるということ。勇気ある発展的な選択のできる人物であることは、間違いのないところのようで。

入院したままのS

2010年04月02日 22時13分10秒 | weblog
先月、3月11日の朝、緊急入院したSは、月末くらいまでには退院できるのではないかと、本人も思っていたのにちがいないけれども、実際にはそうもいかず。今も入院のまま。
今日のメイルでは、今月いっぱいは入院ということになりそうとのこと。検査の毎日だという。それに点滴という繰り返しが、前までのメイルでの様子だったけれども、状態は変わらないというところなのだろう。

先月末にメイルをした時には、送信不能になっていた。戻ってくる。受信したくないのではないか、とこちらは思う。入院生活がつづくと、気持の方もデリケートになったりなどすることもあるからか。その影響? などと思ったものだけれども、家族の手前、私へのメイルを控えたいとも思っている? そんなことなども考えてみたり。どのみちSは入院のままだし、メイルのやりとりが一時的に途絶えたところで、なにが変わるというわけでもない。Sの気持が私から離れることなどありえないはずだし。そういうことなので、送信不能になったことが、特に気になったというわけでもない。

今日のメイルは、アドレスを変えたことを知らせてきたものでもありました。月末に送信不能になったのには、そのあたりのことと関係あるなにかがあったせいなのにちがいない。Sというと体格は立派だし、外見たくましそうであるのだけれども、実際には持病他のものを抱えている。血圧のことなどもそうであるのだが、そういう彼にとっては、病院は「最も安全な場所」。目下のところ、私はそのように思っている。そこにいる限り、なにがあったところで、すぐに治療が受けられるということだから。
どのように過ごしているのか? 自身入院生活の経験がないので分からないのだけれども、検査や点滴以外の時間、さしてすることもないのではないか。そんなSの姿を想像する。

今日の私の出したメイル。桜の画像と犬と猫が並んでいる画像の二枚。それと文は、三行だけ。三行目は、「あいしているからね」の言葉でした。
お互いに遠距離ですからね。メイルが主。この前会ったのは、2月19日。Sが私のところに来たのだけれども、彼には内心の緊張があったような気がする。なんとか時間を作って新幹線でやってきてくれたのだが、私のところなどで持病を発症して倒れたりなどして病院行きになったりしたら、家族に行動がバレてしまう。何故そんな所に行っていたの? ということになる。婿の彼は、家族に対して立場的にちよっと弱いということもある。

メイル中心でも、私は特に物足りないとは感じない。気持の繋がっていること。それが何よりも大事に思えていること。この5月の初めで、知り合って1年。