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或るホモセクシュアル経験者発信のzakki等。

同性婚 same-sex marriage に思うこと (2)

2010年04月13日 22時07分50秒 | weblog
ずうっと年上のドイツ人と同性婚をした彼は、日本でも式をあげたわけだけれども、日本に住むというわけではありませんでしたからね。法的に認められていない国でもし生活をするようなことになっていたら、心的にも大変なところだったでしょう。問題が出てきそうです。メイルで知る限りであるけれども、ドイツでの彼らの生活は、かなり普通に受け入れられている中でのもののような印象ですね。知人の誕生日に一緒に出かけたり、親しい家族とのつきあいがあったり。彼は、健康面で問題のあるパートナーの面倒をよく見ているようだし、夫婦ではなく何と言ったら良いのかな? 夫夫? その良い関係にあるようだし。

男色という関係が、社会的にも普通に受け入れられていた時代などもあったこの日本という国。今は強い偏見の意識に晒されている、という面が強いのではないかな。テレビなどには、女の格好をした者、あるいは男の恰好はしていても話し方は女、というような連中が面白がられたりもしているようだけれども、それは受け入れられているほんの一面にすぎないでしょう。そういう場所、世界だけの現象。ゲイ、ホモセクシュアルは、一般社会の中で外見、普通。当人がカミングアウトでもしなければ、誰にも分からない。それが殆ど。夫となり、父親となってもいるわけです。この日本では、そうした状況。

私はアメリカの大きなゲイ交流サイトにメンバー登録をして、自身のプロフィールをそこに載せています。自身のプロフィール写真を載せるか否かは任意ですが、殆どは載せているのではないかな。顔写真ではなく、男根そのものを載せている者なども結構いるんですけどね。普通には、私もですが顔の分かる画像。その中で、パートナーと一緒の写真を出しているパターンもあります。長年、一緒に暮らしてきている、という二人。法的には結婚していないものの、内実はそのようなものと思えるカップルですね。50代、60代になったりなどしている、そうしたことが普通にあるわけです。日本とは全く異なるという、向こうの世界の印象。遠い未来まで、埋まらない違いではないのかな。