There were/ホモセクシュアル/days

或るホモセクシュアル経験者発信のzakki等。

震災/Sのことなど、あれこれ

2011年03月27日 23時06分50秒 | エッセイ

S市の今日のSからのメイル。


15時32分発信


    ボランティア、終了しましたぁ(^^>"此方以外の方達は・・・明日もありますので、無理せずにとい
    うことでしたぁ。これから、戻りますよ。汗臭いから、熱いお風呂入りたいよ(笑)。災害用の車両
    に便乗しますよ。またね。疲れましたぁ(^^>"。大好きです。

                                             S

昨日は、被災した同僚の葬儀。それ以前にも、幾度となく同僚や部下という方々の葬儀に出ることになってきたこと、メイルで知らされてきていることからも、そうした被災地の深刻さ。平時の感覚からは想像もできないものであることが、思われる。
Sは、明日は職場での業務ということになるわけだけれども、休みのない生活。非常時状態の中にいるということで、これはもう致し方のないところだろう。なにか自分にできること、それを考えずには済まないような状況が全ての人にとってある、と言っても良いような大震災起きた後の、現在の日本の中。不眠不休で活動する人々あることを、思う。風呂に入ることさえできない、不自由さの中で耐えざるを得ない人々の数多いことを思う。強いられている諸々の苦痛。

「大好きです」と書いてくれているS。私は、書くときには「あいしているよ」とか「Sのことを思っているよ」ということを最後に、入れる。この前会ったのがいつのことだったのか、分からなくなっている。一年前だったのか、二年前だったのか。年のせいもあるのかもしれない。それからは、メイル。妻帯者であるSであるけれども、言ってくれるその気持ちは本当、と信じて良いと思っている。でなければ、とうに繋がりは消えているはず。私の、彼に対する恋する気持ちというもの、最初の時から変わらない。これは、これから10年が過ぎても変わらないものであると思う。Sという人間の中に、愛さずにはいられない強いものを感じさせられるものがあるから。お互いの間にセックスなどなくても、全く構わないのである。そういうものとは、ちがう。彼という人間が、そこにいてくれるだけで良い。

同じ街に住むメル友Mの大震災後の消息は、未だ分からない。2度ばかりメイルをしたけれども、返信はない。何事もなければ、当然元気であることを知らせてきてくれる筈の間柄。そこのところが、とても気がかり。車の中にいて、渋滞の道路で動けずに津波を受けてしまったことなどを、想像してしまう。そうして亡くなった多くの人のいたことを、知らされている。


大阪府議会議長の失言の愚かしさ

2011年03月21日 21時50分05秒 | コラム

人間としての粗悪さが、隠しようもなくどうしても出てしまうということなんでしょう。何とも哀れ。救いようもなく愚か、というこの事実。如何様な言葉で詫びようとも、それは拭えないはずのこと。大震災で亡くなられた方々、あるいは避難所のくるしい状況で過ごされている方々、被災者総ての人々の前で土下座をし、謝られたが宜しいかと思います。それでも足りるのかどうか、何れにしろちゃんとした大人としての良識を持つに至らないでいることを、とことん恥ずべき。というような言葉を投げつけたくなるほどに、腹立たしい事でありましたね。この議長のこうした発言。当人の資質、本性顕著に現われたと思える失言。


大震災/Sからのメイル

2011年03月16日 22時50分22秒 | コラム

今回の大震災で、津波による死者を多数出したS市にいるSからのメイル。


 3月12日 13時37分発信

おとうちゃん、千葉県も揺れましたか? 大丈夫でしたかあ? Y市の自宅の建物、家族親戚一同、皆無事でした。先ほどS市の住宅にに戻りました。五キロ先の海岸付近は・・・壊滅状態で、約200-350名の遺体、海岸沿いに漂っています。余震あり、二次災害有り得るため、遺体回収できません。若林区荒浜地区は全滅だよ。全て、津波に持ち去られましたよ(泣)。余震、未だに続いています。其方も、地震には・・・気を付けてください。ライフラインは・・・水道のみだよ。S市内、火災地域もありますよ。気をつけましょうね。

                                                  S




3月13日 21時31分発信

おとうちゃん、お晩です。Y市の自宅、親戚一同、家族、皆怪我なく、建物も無傷でしたよ。昨日、家族残し、娘夫婦と孫、心配でS市に戻りました。職場の住宅に戻り、上司、同僚部下の安全確認に走り回りましたあ。職場もライフライン繋がり安堵しましたよ。遅くなりました。なんとか頑張って生きいます。しかし宮城県の死者の数、一万人以上、痛ましい限りでした。卒業式襲われ、亡くなった児童にまたあ、涙出ます。痛ましいよ。余震続いてます。気をつけましょうね。おとうちゃんも、お疲れ様でしたね。ゆっくりして下さい。

                                                  S


私の方も、地震の日は揺れも経験したし、東京から自宅に戻るまで大変だったのだけれども、そして住まいの中の物も壊れたり、倒れたりしていたけれども、せいぜいその程度。
被災地の人々のこの大震災による大打撃からすれば、無きに等しいもの。
幸い、Sの関係の人たちは無事だったようだけれども、昨日の午前、彼にしたメイルの後、メイルは届いていない。たまたまのことなのだろうな、とは思うものの。

もうひとりS市にいるメル友親友のMのことは、分からないまま。大丈夫ではないかと思うけれども、地震後出したメイルに対しての返信はない。