There were/ホモセクシュアル/days

或るホモセクシュアル経験者発信のzakki等。

Sと初めて会った頃/May 2009

2010年02月28日 21時18分18秒 | weblog
知り合ったきっかけは、あるゲイのサイトの掲示板にAが出していたメッセージに対して、私がメイルをしてみたこと。昨年の5月の初め。ゴールデンウィークの最中。Sの返信は、家族で旅行中の北海道からだったんですね。旅先ですぐに、返信をくれたという訳です。
その彼の掲示板に出していた二行ほどのメッセージ文というのが、かなり過激と思えるもので、今のSからは出てこないような言葉がありましたね。「どSの人が良い。あなたひとりだけの女になりたい」などという言葉、記憶しています。身長178センチ。体重115キロ。その体重の多さにどんなものかとは思いはしたけれども、「女になりたい」という辺りの、そのセックスでのドンデン的な変貌面に刺激されるものを感じたところ、ありましたね。じきに写真が送られてきて、見れば口髭を生やした私好みの顔立ちの、普通の感じの良さそうなタイプなわけです。家庭持ち、一家の主でもある男であるわけなんです。

セックスではウケ好みということで、ああいうメッセージ文を書いてみたくなったというところもあったのでしょうが、私はタチだし、そのあたりの組み合わせも丁度良かったわけなんですね。それに彼は私のメイルに、父親イメージを求める彼の気持に応えてくれそうなものを、感じたらしかったんです。早くに両親を亡くした、という辺りからのこともあったようです。地方国立大の出身ということも書いていました。メイルのやりとりが始まって、よくあるパターンの股間も見える全裸の自分の画像なども彼は、送ってくれましたね。いかにもウケらしく、尻の間を見せているような扇情的なものもありました。褌が好きなようで、そうした画像も。固太りという体の感じ。確かに褌などは、ぴたりと似合う体型なんですね。

会ったのは知り合って2週間ほどして。浅草の雷門前での待ち合わせ。こちらに気づかずに立っている彼に、メールでもそうしていたように彼のファーストネームで、呼びかけました。画像で見ていた彼とは、ぜんぜん違いましたね。上背もずっとあるように感じたし、ともかく大柄、それに顔立ちもどこか、東北生まれではあるんですが白人的な印象だったり。これがA? と感じたほどに違う感じ、タイプ。本当に、この私で良いのかな? と思えたほどに普通よりも優った人種を感じさせるタイプでした。だから歩きだしてじきにSが、「見た時から、固くなってしまって」と、私と会ってすぐに股間の物が大きくなってしまったことを困惑したような顔で言った時には、なんだか信じられないような思いでもありましたね。私が彼の好きなタイプであることが、まちがいないらしいことが分かったわけでもありまして。でもズボンの上からは、目立って股間が膨らんで見えることもなかったので、彼も人の眼を気にすることもなかったわけなんですけれどもね、その時。

それで、先に二人だけになれる処に行こうということになって、近くの休憩できる宿に行って最初のセックスもあったわけなんですが、自身としても初めてと言える方のものだったかな。体重が倍の相手との裸の絡みですからね。彼の腹を山のように感じたものです。今は、彼の体重は変わらないけれども、そんなふうに感じることも無くなっていますけれどもね。
外に出てから、店に入ってコーヒーなどを飲みながら初めて色々と話したんですが、彼の印象はメイルなどからのものとも、また違っていて自己主張をしない方のタイプ、従順型といったらいいのか。熊系の大柄な体躯に似ず、私には可愛らしく思えるところがありました。
職業はメイルでおおよそ分かっていましたが、自分の口からその固い公務員としての仕事先のことを、言いましたね。

それは知り合った昨年5月のことで、それから色々とありました。色々とあって、現在に至っていて、彼は4歳しか年下ではないんだけれども、私からすると彼は息子のようなもの。そうしたかわいさで見ている。彼は、私のことをお父ちゃんと呼んでいるんだけれども、父親イメージで見ているのではないかな。成長期、求めて得られなかったイメージは、いつまでも残るものらしいから。私は、彼を愛していて、大好きで、なくてはならない存在になっているわけですが、互いの気持は同じ、と感じつつの日々。今を大切に、という思いですね。
(画像はSに非常に近いイメージによってchoice。無論、Sの方がより魅力有り)

Gayのミュージシャンたち/イギリス、ロブ・ハルフォード他

2010年02月27日 17時23分13秒 | コラム
日本の、ミュージシャンと言われる人たちのことを思い浮かべてみる。詳しい方ではないので限りのあるところだけれども、多くの人がその名を知るという中に、例えばカミングアウトしているようなゲイ、というのはいないのではないか? 私は、知らないんですね。
そんなことからも、イギリスなどは何故にこうも知られた名のミュージシャンでゲイ、あるいは濃厚にそちら側、という者が多いのか。風土を含めての内情に対する知識足りない者の、実感だけで考えているのだけれども、その名を挙げれば、エルトン・ジョン(25 March 1947-) 、フレディ・マーキュリー(5 September 1946-24 November 1991)、ロブ・ハルフォード(25 August 1951)、ピート・バーンズ(5 August 1959-)、ボーイ・ジョージ(14 June 1961) 、ジョージ・マイケル(25 June 1963)、他。

この内Dead or Aliveのピート・バーンズなど゛は、整形を重ねて全く別な、それも女性の顔に変えてしまっている。これでは、一体誰なのかが分からない。追求型なんだろうな。その他には理解のし難い、だが自分がなりたいという姿、その精神たくましくイメージの追求の果てに、眼も口も全く変えて、見方によっては個性的とは言えても、最早美形からは程遠く。というようなミュージシャンもいるということ。最初にYouTubeで見た時には、度肝を抜かれた、と言った方がいい。こちらは今や、オバサンという感じになっているオネエ系だったボーイ・ジョージなどはそれからすれば、まともと言える変わりのなさ、予想の外見変化上にあると言えますねえ。まあ、人間誰しも年と共にその外見も変化していくものだけれどもね。


この1月頃だったのかな、YouTubeで、たまたまのことだったのだけれども、その名は知っていたものの曲もメンバーも知らずにいたジュ―ダス、プリーストの曲を、初めて聴いた。
80年代前半のライブでのMetal Godsあたりの曲だったのかな。ロブ・ハルフォードのパフォーマンスに、なにかとても新鮮なものを感じた。へえ、こういうボーカルだったのか、と興味をいだいてその時期前後のものをあれこれと聴き、彼の醸し出す雰囲気、パフォーマンス模様を観察し、ひかれたんですね。他にはちょっと見ない、良い味。そのようなものを感じて。そうした間に、彼がゲイであることをカミングウトしているのだということを、知った。当人曰く、秘密にしていたわけではない。「誰も聞きはしなかったからね」、ということだとか。

それを知ってしまうとこちらも、ゲイであるミュージシャンのロブ、というそれまでとは全く別の彼イメージをもって見るようになる。知らないままでいたら、全然別イメージのまま。そこのところである。なにが、変わるのか。同じ動き、表情でも、彼がゲイであることを知る以前と以降では、見方が変わってくるという、現実側面。そこから我々、逃れられない。知らなければ、普通の人の場合でも偏見は持たない。YouTubeのコメントの中にも「ロブは、ゲイなんだぜ。それがロッカーなんておかしいじゃないか」などという、多分アメリカ辺りからのものと思える、偏見に充ちたものが見受けられたりするのだが、そうした偏見はおさみしい。そうなるともうお話にならない最低ラインの偏見。

私は、ゲイであるロブを、前よりもっと関心をもって見るようになった。同じゲイとしてであったわけだけれども、ある意味、同じ民族の血を感じる、というような部分のある感覚であるのかもしれないと思う。だから、動き、表情の一端などに「ああ、そうだろうな。うむ、そうなるだろうな」といった読める感覚が、伴うようになる。そうして、あちらこちらの見られる限りのライブの映像、音を追っていく。70年代の初めの頃から現在に近い時代までのジュ―ダス・プリースト、ロブを追ってみる。時期と共に、外見的にひじょうに異なるロブ。細くなったり、ふくよかになったり、髪型も全く変わったり、本質神経質イメージの男が、それを隠そうとマッチョイメージを作って見せている。そんな面も思わせる、外見変化。

中年になってからのロブは、スキンヘッドで頭にも刺青を入れている。もちろん体にもね。そういう具合で、かつては表に見えたナイーブな面を内に沈めて、外見的には別のイメージをもって見せるタイプに変わってきている。ステージ上で魅力的に、エネルギッシュに動いていた80年代の彼は、もういない。全く別の人間が、ここにいるとしか思えない。これほどに変化をするものかと思えるほどに、顔さえも違う。例えば、ミック・ジャガーなどにしても、若い頃の面影はあるのにね。ロブのどこかに、片鱗はあるといえばあるのかもしれないけれども、彼の変化、見せようとしているイメージにゲイ的な部分、私など見ようとしてしまう。

多分、彼には長年つき合っている相手がいることだろうと思う。同性との恋愛遍歴。興味がある。知る人ぞ知るで、若い頃から一緒のメンバー、グレン・ティプトンやKK・ダウニングなどは、そのあたりのこと、かなり知っているのかもしれない。人生を通しての同年代の仲間。同じ仕事をしてきた者同士。ロブがゲイであること云々は、元から関係のないことなんだろうしね。なんにしても、あの80年代のロブのパフォーマンス。私は、好きです。若々しくて、躍動的で。素晴らしい。

Sの睡眠時間が気になる

2010年02月25日 19時03分39秒 | 日記・雑感
大体、Sは朝が早い。日課としての散歩。愛犬と一緒。4時台だったりする。その朝のメイルで時間が分かるわけなのだが、その前日が残務で帰り10時頃だったりすることがあるわけである。これから食事、などと言っていることもある。そして風呂。眠る。としても数時間しか寝ないということになる。それでは、健康に良くないでしょう。
昨夜のメイルでも9時頃来たものだったか、これから帰るということで、こちらはもっと早く帰れれば良いのにとその時にも思ったりしたものなのだが、ともかく睡眠時間だけは充分とるようにしないと、と言っておいたのである。

Sへの一日のメールは、朝のおはようメール、昼前、夕方、そしておやすみのメール、その前にも9時前後に一度、そのようなもの。気になっていることは、書いておく。ただ、仕事で遅くなることなどは、それは彼としても致し方のないこと、どうにかできることでもないはずなので、こちらが言えるのは、あるいは言いたくなるのは充分な睡眠をとるようにすること。そのことになってしまうのである。元々が、早寝早起き遂行型のS。彼にストレスがあって当然のところ。彼の溜めるストレスのことも、気になる。
ところが今朝5時過ぎに起きてPCでメイルを見ると、0時32分というような発信時間の彼からのメイルがある。眠っている筈の時間である。

見ると、隣に住む同僚が風邪気味だというので救命センターまで、自分のクルマで送ってきたばかりだという。同じく単身赴任している職場(公的関係)の人間であるわけですね。Sの優しさが分かるような行動とは感じたけれども、風邪気味なだけで何故救命センターになるのか、良く分からない。それに、こちらが気にしている彼の睡眠時間。それではまた寝不足で次の日を迎えなくてはいけないのではない? そして長い一日の仕事。こちらは、心配にもなり、気にもなるわけです。
そこで書いたおはようメイルには、やはりそういうことも書いたわけなんですけれどもね。最後には、こんな言葉を入れておきました。                                                                                                       「あいしているよ。S、大好きだよ。」

Sからの朝のメイルは、6時32分発信。同僚は、37、8度の熱だったとか。 

メル友Mのこと (2)

2010年02月24日 21時37分42秒 | 日記
前の相手とつき合っていて、その相手に東京にも他の誰かがいるらしいことにMが疑念を抱き悩んでいた時でも、彼自身また他の相手との浮気のようなことをやったりもしていたのだから、随分勝手なものだとも思わされたけれども、要するに「本命」はあくまでもひとりというわけで、その本命に他の誰かがいることは許せない、ということになるわけだったんですね。それは、自分中心すぎない? こちらはそう感じつつも、その人間には他に感じようがないのだからと、メイルでそのことを良いをしたけれども、まあ、所詮は言っても仕方のないことだなと思っていました。

ともかく、別れた後、暫らくして飲みに行くゲイスナックで、前からMに気のあるところを見せていたという何歳か年下の、こちらも妻子を東京の近県に残して単身赴任しているという相手と、つきあうようになった。男同士の性体験は殆どないのだという。それは、Mがメイルに書いてくるその相手とのセックスの模様などから、それが事実らしいことが分かったのである。Mは相手のセックス面での未熟さに物足りなさを感じつつも、リードしているふう。自分の精力の弱くなっていることを言い、相手は3度くらいは発射できるのだとか、書いてくる。
ともかく、それなりに良い形で関係が進んで現在に至っているということなのだが、Mらしいところは、そうした関係を続けながらもあるのでありまして。

先々週の土曜日。Mはメイル交換をつづけてきた東海地方の街の男と、S市で初めて会ったんですね。東京に出張があって、その帰りMに会うために寄ることにしたらしいのです。そして、ホテルに一泊と。Mは家族に嘘の理由を言って、外泊をした。ホテルで一緒に過ごしたわけです。
Mは家族だけではなく、つき合っている相手にも土曜日に会えない理由で嘘をついた。相手も、その理由が嘘らしいと感じて、その週はMからの電話にもでないでいたらしい。そのことが気になるという風なことをメイルに書いてくるんだけれども、悪いのはM自身なのだから、こちらも同情をしようにもね。

Mにも彼なりの気持がもちろんあるわけなんだけれども、私などには考えられないことなんですね。そういう人とのつき合いの仕方。あちらもこちらも、という形。なにか、自分の欲求に抑えのきかない人間、という印象が強い。そういうことも彼にこれまで幾度となく言ってきたし、彼もそれに対する自分の気持を言ってきて、こちらが感じるようには動いているわけではないということを、言おうとするのだけれども。でも、事情がどうであれ、その先々週の場合にもつき合っている相手には嘘をついて別の相手に会ったというのは現実だったし、一緒に過ごしたホテルでの夜がいかに満足なものであったか、彼の素敵さをあれこれと書いてきていましたからね。

で、次の週。彼の浮気を疑い、落ち込んでいるS市でつき合っている相手との関係を、普段の形に戻すべく、自分は浮気なんかしていたわけではない、ということを相手に分からせるべく、行動を始めるわけです。私も、結局彼も本当のところは知らないわけだから、本当に好きだということを分らせれば、元に戻れるということなど、メイルに書いたわけです。後押しをすることにしたわけです。Mは相手に電話をし、勝手にしたら? というような拒否的な反応を示されながら、仕事を終えて夜、強引にマンションに行き、黙りつづけている相手を最終的にはベッドで、愛撫の限りを尽くしたんでしょう。頑なになっていた彼の気持を和らげるのに成功した。

その彼は、ベッドで号泣したんだそうです。その時に。熟年の男のそうした号泣。なにか純情さを感じて、Mはなんと良からぬことをしているものかと私は思いましたね。嘘をつきとおしているM。なんだか、その相手が可哀そうでね。それほどにMに恋していたわけなんですから。でも、本当のことを確かには知らなかったのは、良いことだったんでしょう。一度疑いはしても、そんなふうに自分のことを好きだと態度に示してくれれば、それを信じることもできるわけですから。そんなふうにしてMは、なんとか、危ないところを超えられたということになったわけです。

そうして、昨日触れた今月26、27日の土日のことです。Mは上京します。理由は、男二人と別々にデートをするため。そういうことなのです。金曜日は、先々週S市で共にホテルで過ごした彼、土曜日は東海地方の同じ街からやってくる、この方も出張か何かの関係で上京するらしい。彼ら二人は同じ街からといっても、お互いに知らないわけです。そういう二人と、日を分けて会い、体を求め合おうというわけです。そうして、Mは二日続けてで自分のPがちゃんと立つかどうか、今から気にしたりなどしているわけです。
金曜日に会う彼は、土曜日も一緒にいたいと言ったらしい。理由をつけてそれは無理だということを分からせるのに、冷や汗をかいたなどと当人はメイルに書いてきた。

当然でしょう。別の相手に翌日には会うことになっているんですから。更には、上京する二人は同じホテルを予約している、ということになっているというんです。偶然のことから。
もうなんというのか。私が、無理、と思うのは、二日つづけてそのようにして別の相手に会い、セックスをする。そのようなことを考えられること自体に、なにか普通ではないものを感じること。Mは、どちらも理想のタイプで素敵なのだと言う。私などは、二人を同時に考えることができない。ひとりのことだけで、頭がいっぱいになる。そうした面、Mならではというようにしか言えなくなる。よく、そのようなことができるものだと。

もちろん、東北と東海、ずっと離れていて滅多に会う機会がないことで、たまたま偶然も重なって日を前後して、Mも上京して会うことになったということなんだろうけれども、それにしてもね。結局、S市のつきあう相手にも、また嘘の理由を言って東京に来ることになるわけだし、妻にも本当とは違う理由を言って、ということになるわけですからね。
私は、一度だけの人生。できるのであれば、存分にたのしめることは良いことではないですか。などと、彼に言ったりなどする。性格には、メイルに書いたりなどしている。Mのすることを見てきているだけに、そのように言うしかないと思うようになっていることもある。

これは、私に対してすっかり自分をさらけ出しているMの姿。彼は、他には誰にも自分のこういうことは、見せない。****ちゃんだけですよ。と私に言う。それは、そうなんだろうなと思う。つまり、表側、外側から彼を見たら、人生経験豊かなちょっと恰幅の良い熟年の、普通の職業人。家庭を持つ父親、夫。きっちりとした人物にしか見えない、ということでしょう。妻も、娘も、自分の夫、父親が、ホモセクシュアル。同じ街につきあっている男がいて、少なくとも週に一度はベッドで抱き合っている、などということは、想像だにしないはずなのである。
だが、私などは男が欲しくて仕方がない、という方面のMの方を中心にしか見ない。

この土日。2月26 、27日が過ぎれば、その二日間の別々の二人とのデート模様を、Mは可能な限り詳しく、私に書いてくることになるはずである。
今日のMからのメールの最後の言葉。                                                                                                                                                                      
     「今回は、二日とも同じホテル。どちらかに気づかれなければいいのだけれどね。まーいいか。頑張ります。」                                                                                                                                  
「頑張ります」 彼がこういう場合に良く使う言葉なんだけれども、まあそうなんだろうな。頑張るんだろうな。分かるんですけどね。

メル友Mのこと (1)

2010年02月23日 21時49分10秒 | 日記
知り合って3年ほどになる、Mというホモセクシュアルのメル友がひとり。東北の大きな街S市在住。
熟年です。結婚予定近い娘がひとり、妻の3人。それに彼が溺愛しているダックスの***ちゃん、という家族。
ただのメル友ではなくて、彼は私のことを「メル友親友」だと思っている。彼がそう考えるからか、こちらも、そうかな、と思う処がある。そうなんだろうな、多分。
といっても、我々は一度も会ったことがない。電話で話したこともない。

けれども、「親友」の言葉がでてくるというのは、それだけなんでも言い合える間からになっているということ。これまで、幾度となく相手に腹を立てたりで、金輪際メイルなどしないと思いながら、また長い時には2、3カ月のちには、何となくまたメイルをする気になったりなどして、変わらない状態に戻ったりなどしてきたりなど。そうしたことを通しても、繋がりは、強まっていったもののようである。つき合っている相手のこと、セックスのこと、なんでもMはメールに書いてきていましたからね。

昨年の中頃だったか、それまで4年ほどつきあってきた2才だか年下の相手(国立トップのT大出身)とMは別れたんだけれども、大変でした。別れるまでの間には、色々とあってその間、メイルでも幾度となく相談を受けたりもしまして。彼に対する愛憎の気持、あれこれと書いてくるのが常でもあったんですけれどもね。
その相手というのが、妻子は東京。彼はS市に単身赴任をしていて、週末には東京に帰るという生活。Mは彼とのセックス(いつもモーテルを利用していた模様)の詳細も書いてきていたから、お互いに関しての関係は悪くない、とこちらも思っているわけです。セックスは、濃厚そうだったし。

ところが、Mは、彼には東京にもつき合っている相手(もちろん同性愛)がいるらしい、と疑いだしたんですね。疑念。嫉妬。そうしたものに悩まされるようになっていったというわけです。どうも、それが事実らしいことが確かになっていったようなんですね。でも、好きだから、なかなか別れるようなことはできない。それでも、彼に嫌味たっぷりのメイルを送ったり、相手が不快に感じそうなことをあれこれ疑念や嫉妬ゆえに、やったらしいんですね。そんなことをやりながらも、関係はつづけていて。まあ、そんな時期がつづいたあと、私も彼の相談に、他にもつき合っている相手がいるというのでは、Mのプライドもあるしストレスを溜めこむばかりだから、見切りをつけた方が良い、と言ったんですけれどね。

Mは、別れました。それまで、何回も今度こそは別れる、と言いながら戻っていた彼だから、どうかとは思ったけれども、未練をなんとか断ち切って、本当に別れることにしたんですね。私は、それで良かったと思いました。同じような別れる別れないの繰り返しに、それにメイルでつき合わせられることにも、少々うんざりもしていましたからね。彼にとっても、精神的にはその方が良い筈であったし。
というようなことなども、過去にはあったというわけなんですが、ここにMのことを書くに当たって私が触れたかったのは、この2月26日、27日のMの予定のことあたりのことなんですね。

彼のことについては、今書いた前の彼との間にあったことについても、また触れることがあるかとも思うんですが、ともかく私にも良く分からないことが、色々とある。その性格だとか、性欲の傾向、他。いや、それはかなり読めているところもある。ただ、自分にはない傾向が彼に顕著だったりするところを感じたりもするので、「とても理解できない」という感覚になったりもするわけです。その26日、 27日の予定なども、止むを得ない面はあるとしても、ちょっと私には、無理、という感じのものなんですね。
(つづきは、明日)

スタートディ 平成22年2月22日

2010年02月22日 17時56分37秒 | 日記
このブログのスタートディとなる本日は、「2」が5つ並ぶ日。
朝、振り込みの必要あった銀行で、利用明細を見て、同じ数字の並びに気づいた。少しだけ特別な日になるのではないですか? この前は、平成11年11月11日であったわけですね。
このブログ、ゲイである自身のその方面での思い感じること、あれこれ。ストレートに表に出せる処があれば、ということからのスタートということになったわけなのですが、通常の異性愛者の世界とは多く別世界という模様になるわけですので、そのあたりのところは、ご承知置きをと思います。

通常の異性愛者。誰しもがそのよに見る異性愛者。ではありながら、だが、という場合もあるわけなんですね。例えば私が現在つき合っているS。妻子のある家庭持ちであるわけなんですが、既に結婚している娘、妻。いずれも彼がゲイであることなど、夢思わない。その秘密の部分など、知ることもない。長年そのようにして、現在がある。職場の誰もが、彼が普通の異性愛者であることを疑いもしない。学生時代から柔道をやっていた彼だから、体格は良いし、良く似合う口髭も生やしている。普通の立派な男性。父親。だが、本当のところを言えば、セックスは受身。そうした表からは全く見えることのない、それぞれの人のこと。どこから見ての異性愛者なのか、ということもあったりするわけなので、一面単純ではありながら、なかなかに分からない部分もある。そのようなことも言わせておいていただきたいと思います。

とりとめもなく始め、とりとめもなく書き、つづけることになりそうですが、何卒宜しくお願い致します。