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ナイロビの蜂

2013-09-17 21:20:14 | ★★★★★★☆☆☆☆
監督 フェルナンド・メイレレス
キャスト レイフ・ファインズ、レイチェル・ワイズ、ユベール・クンデ、ダニー・ヒューストン、ビル・ナイ、ピート・ポスルスウェイト、ジュリエット・オーブリー、リチャード・マッケーブ、ジェフリー・ケイン、クレア・シンプソン、アーチー・パンジャビ、ジェラルド・マクソーリー、ドナルド・サンプター
2005年 イギリス、ドイツ
ジャンル:ドラマ、サスペンス、ロマンス

【あらすじ】
ケニアのナイロビ。ある日、ガーデニングにいそしむ英国外務省の書記官ジャスティンのもとに、精力的にスラムの医療施設を改善する活動を続けていた妻テッサが何者かに殺されたとの知らせが届く。しかし、事件に不審を抱いたジャスティンは、危険を顧みず、自ら調査に乗り出すことにする。やがてジャスティンは、テッサが重大な事実をつかんでいたことを知る。

【感想】
欧米の製薬会社は映画で悪人にされ過ぎですよね。いくらフィクションだって言ってもさすがに黒人使った人体実験はしてないだろと言いたくなります。その点で社会派ドラマのテーマとしては適してないと感じます。

多国籍の製薬会社による世界的陰謀を背景に、主人公が事件に巻き込まれて殺された妻の行動を追っているうちに彼女に対する愛を深める。

編集が悪いのかストーリーを把握しにくかった。どこかバラバラなものをくっつけた印象を受けました。それでも鑑賞し終わった後にはしっかりと把握できるので説明不足ではないと思います。編集のせいでしょう。ストーリー自体は面白いと思います。汚職とか人種差別等、負の部分がこれでもかと描かれておりました。 

中でもラスト付近の他民族に襲われるシーンは「ホテル・ルワンダ」を彷彿させるものがあって恐怖を感じました。インパクトが非常に強かったです。しかしこのおかげでストーリーの本題である製薬会社のアフリカでの人体実験がぼやけてしまったようにも思えます。

個人的には殺された奥さんが実はとんでもない人物だったという展開に期待しておりました。一部を除いて正義感の強い方だったと思います。最後に主人公が取った行動に関しては本当にその選択をしなければ悪事をばらすことができなかったのか?少なくとも奥さんはそれを望んでいたのか?疑問が残りました。

あまり言いたくはないか、自分の中で「シティ・オブ・ゴッド」を見て「新しい天才が出てきた」と思った監督の次回作ということで期待が大き過ぎました。

お薦め度:★★★★★★☆☆☆☆

ナイロビの蜂 Blu-ray
クリエーター情報なし
TCエンタテインメント

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