監督 アレックス・プロヤス
キャスト ルーファス・シーウェル、ウィリアム・ハート、キーファー・サザーランド、ジェニファー・コネリー、リチャード・オブライエン、イアン・リチャードソン、ブルース・スペンス、メリッサ・ジョージ
1998年 アメリカ
ジャンル:サスペンス、SF、ミステリー
【あらすじ】
太陽が昇らない闇に包まれた都市ダークシティ。ホテルの一室で目覚めた男は、すべての記憶をなくしていた。彼は人づてに、自分がジョンという名で、エマという美しい妻がいること、そして連続殺人の容疑者になっていることを知る。事件を追う刑事の手を逃れながら、何とか記憶を取り戻そうとするジョン。やがて、彼は街そのものが異常であることに気付く…。
【感想】
カルト的人気を誇ると言えば聞こえはいいですけど、私に言わせれば「ブレードランナー」になり損ねた作品。肝心な所でB級感がにじみ出てしまう。
監督のアレックス・プロヤスは「アイ,ロボット」が有名ですけど、その「アイ,ロボット」のようなメジャー作品を担当することになると無難な作りにしてしまうんだなと両作品を見比べて感じるところです。
記憶を失い追われることになった男が、街に隠された秘密に迫る。
ダークかつスタイリッシュな雰囲気は独特の世界観を醸し出してると感じました。個人的にSF映画は7,8割世界観で決まると思っているのでその点では印象に残る作品となりました。テリー・ギリアムの映像が好きな人であればはまれるでしょう。影響を受けているのかもしれません。チューンと呼ばれる物を何にでも変えてしまう能力と記憶を吸い取られた男がわずかなヒントをきっかけに核心に迫っていくのが魅力です。
ただ、ラストの宇宙空間に浮かぶ町が地球のようになっていく様子は演出的に過剰だったように思います。地球とみせかけて地球ではなかったという謎そのものは面白かったですが・・・。それから最初に書いた通り、要所要所でチープ感がでてしまうのでB級映画好きの御用達みたいになってしまったのは残念。
もう一歩で名作クラスになれたのではなかろうか。
お薦め度:★★★★★★★☆☆☆
キャスト ルーファス・シーウェル、ウィリアム・ハート、キーファー・サザーランド、ジェニファー・コネリー、リチャード・オブライエン、イアン・リチャードソン、ブルース・スペンス、メリッサ・ジョージ
1998年 アメリカ
ジャンル:サスペンス、SF、ミステリー
【あらすじ】
太陽が昇らない闇に包まれた都市ダークシティ。ホテルの一室で目覚めた男は、すべての記憶をなくしていた。彼は人づてに、自分がジョンという名で、エマという美しい妻がいること、そして連続殺人の容疑者になっていることを知る。事件を追う刑事の手を逃れながら、何とか記憶を取り戻そうとするジョン。やがて、彼は街そのものが異常であることに気付く…。
【感想】
カルト的人気を誇ると言えば聞こえはいいですけど、私に言わせれば「ブレードランナー」になり損ねた作品。肝心な所でB級感がにじみ出てしまう。
監督のアレックス・プロヤスは「アイ,ロボット」が有名ですけど、その「アイ,ロボット」のようなメジャー作品を担当することになると無難な作りにしてしまうんだなと両作品を見比べて感じるところです。
記憶を失い追われることになった男が、街に隠された秘密に迫る。
ダークかつスタイリッシュな雰囲気は独特の世界観を醸し出してると感じました。個人的にSF映画は7,8割世界観で決まると思っているのでその点では印象に残る作品となりました。テリー・ギリアムの映像が好きな人であればはまれるでしょう。影響を受けているのかもしれません。チューンと呼ばれる物を何にでも変えてしまう能力と記憶を吸い取られた男がわずかなヒントをきっかけに核心に迫っていくのが魅力です。
ただ、ラストの宇宙空間に浮かぶ町が地球のようになっていく様子は演出的に過剰だったように思います。地球とみせかけて地球ではなかったという謎そのものは面白かったですが・・・。それから最初に書いた通り、要所要所でチープ感がでてしまうのでB級映画好きの御用達みたいになってしまったのは残念。
もう一歩で名作クラスになれたのではなかろうか。
お薦め度:★★★★★★★☆☆☆
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