やりたいことが盛りだくさんで、かなり気持ちも盛り上がっている私ですが
少しずつ・・・小豆島での生活をお話していきたいな~って思います。
避難という形で、初めて訪れた小豆島。
息子は「こまめじま」と読み、一緒に避難した柿茶さんはしばらく「しょうとうじま」と言っていましたが(笑)
正解は「小豆島(しょうどしま)」
ととちの実家である大阪より西には行ったことがなく、
行く前は、小豆島がどこにあるのかさえ分からなかった
夜行バスにのって、更に、電車 → バス → フェリー → バス・・・
大きな荷物を背負って、息子と2人・・・たどり着けるのか?私?と不安に思っていたけれど
ひょんなことから、大きな木にいつもご参加くださる柿茶さん親子と旅をともにすることになり
必死だったせいもあって(笑)、意外に近いかも・・・なんて思っちゃいました。
小豆島に知り合いがいたわけでもなく、
私達がお世話になっていたのはげんきのたね夢楽(むら)という、自給自足を目指す村でした。
NPO法人メイク・ザ・ヘヴンの代表であるてんつくマンがベースにしていた、通称<げんたね>
関東からの自主避難者を快く受け入れてくれたあったかいげんたね。
入れ替わり立ち代り、たくさんの人との出会いと別れがあったけど
常時1ヶ月、一緒に過ごした家族は5家族。
それぞれ茨城、群馬、埼玉、千葉から自主避難。
ここでの1ヶ月を言葉で表すのは難しい。
帰ってきて数日しか経っていないのに、ここで出会った家族の事を思うと涙が出てくるよ
避難者同士という枠を超えて、本当の家族になってきたね
げんたねは、私の心のふるさとです。
私は息子を避難させたくて、小豆島に向かったけれど
実は、私が会うべき人達に会う為に、素晴らしい時間を宇宙が用意していてくれたみたいでした
げんたねにいると、今現実におきていることが本当に信じられないほど平和で・・・
これでいいのか?というくらい幸せで・・・・
でも、その平和な中でも、これからの日本に起こりうる可能性をしっかり踏まえつつ、
しなければならない事を模索しながら生きている。そんな感じでした。
空気が・・・水が・・・食べ物が美味しいということが、どんなにか幸せか。
大好きな人たちと一緒にいられることがどんなに幸せか。
目の前の海から上がるご来光に祈りながら、たくさんの幸せに感謝する毎日でした
毎日、よもぎ、こごみ、ぜんまい、ふき、たらの芽、たけのこ、はまだいこん、はまほうれんそう、びわ、ミント・・・
大地の恵をたっくさんいただき、天ぷらにしたり、お浸しにしたり
海の恵は海藻、貽貝、牡蠣、そしてたまに獲れる(笑)お魚さん。
旬の素材を余すことなく楽しみ毎日、本当に美味しいご飯をいただいていました
避難しているのにこんな贅沢でいいんでしょうか?という食卓
お天気のいい日はデッキでお昼
大勢の食事の支度はそれなりに大変でしたが、
みんなでそれぞれに持ち味やネタを出し合い、キッチンでの会話も楽しくかった
またそれを「美味しい、ありがとう」と毎回言い合うのが、嬉しいんだよね~
小豆島で春を迎えたので、お花見もしてきました~
この日ばかりはお肉も登場豪華でしょう~~
食べることが本当に楽しいと思える毎日でした。
食の細い私も、毎日お腹がぽっこりなるくらい食べてたけど
デトックス効果が高いのか、全然太らなかったなぁ~(笑)
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