大きな木

佐倉で小さなヒーリングRoom<大きな木>をはじめました♪

六ヶ所村ラプソディー

2009-03-08 | Eco&Peaceな話
昨日は随分と攻撃的な日記を書いてしまいました。
それは、この映画をみた直後だったからかもしれない。

「六ヶ所村ラプソディー」

弱者がお金や権力で泣き寝入りをする世の中に憤りを感じ、
その勢いを昨日のブログにぶつけてしまった感じ
ちょっと反省・・・
でも、これも自分!と削除するのはやめておきます(笑)

映画の中で、とても心に残る方がいました。

六ヶ所村の隣町、十和田市で完全無農薬・有機米を作っていた苫米地さん。
今まで、「美味しい美味しい」とお米を買って下さっていた方たちに、
六ヶ所村再処理工場の放射線汚染による心配を正直にお話しして、
アンケートをとったところ「これからは買わない」と選択する方が多かったそうです。
放射能汚染とくれば、そりゃ心配ですよね
なのに、買わないと選択した方たちは声を出して「再処理工場反対!」とは言わないわけです。

この運動に「中立」という立場はない。
「賛成」か「反対」のどちらかなんだよ・・・。

本当にそうだな~って思いました。
どっちつかずは簡単なのです。
問題が起こってから「賛成はしていなかった・・・」
でも反対の声を上げなかったら、それはやっぱり賛成していた事になるのです。

反対運動を続けている人は過激派だの変わりもんだのと中傷の的になりがち
だけど、本当は心から持続可能な社会をのぞみ、子どもたちに環境を残そうと
頑張っている心ある人たちなのです。

理解されないのは悲しいし、孤独だし、泣きたい時だってあるでしょう。

何で駄目なんだ!と言われれば、専門的な返答はできないけど
心が感じて駄目だというものはやっぱり嫌なんだよね・・・と笑う苫米地さんの
笑顔に心が締め付けられる思いがしました。



私もそう。
何で駄目なのか、うまくは言えないの。口下手だしね。
でもやっぱり嫌なんだよ。
空が汚され、土が汚され、海が汚される。
子どもたちが還る場所がなくなるのが嫌なんだよ。

私もしっかり声をあげたいと思います。
「核は反対です!再処理工場も反対です!」

今更、遅いよ・・と村の人たちは言う。
村の人たちもかつては戦ったのだ。
お金と権力で丸め込もうとする力には勝てなかった。
そして、再処理工場で働く人、約4000人。
もう後戻りはできないんだ・・・と肩を落とす人たちの声が
悲しい現実ではあるのだけれど・・・


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