ママがスィロトカ・パド・シュバイСелёдка под шубой を作ったので、ご紹介しましょう。下の画像が材料。
画像中真上から時計回りに、ニシンの塩漬け(サリョーナヤ スィロトカ солёная селёдка)、 ゆでたニンジン(ヴァリョナヤ モルコフ вареная морковь)、生タマネギ(スヴェジィ ルーク свежий лук)、赤ビート(クラスナーヤ スヴェクラ красная свекла)、ゆで卵(ヴァリョナエ ヤイツオ варён ое яйцо)、茹でたジャガイモ(ヴァリョヌィ カルトフェレ вареный картофель)以上ですが、赤ビートは缶詰のものを使用してます。
状態がわかるように、ガラスの器に作ってもらいましたが、各食材が層をなしています。一番上が赤ビートです。上のビートの様子が毛皮に似ていることから、この料理の名前が付いているのかもしれませんが、直訳すると「毛皮のコートの下のニシン」
こんな感じで食べたりしますが、ちょっと見はケーキみたいですね。この料理ロシアではちょっとした集まりや、パーティーとかお祝いとかの席につきもの、本当によく食べます。
ついでにこれが、サリョーナヤ スィロトカ солёная селёдка ですが、飾り付けはママが遊んでます。普段はこんなにきれいに作りません!
今回ご紹介の料理はきっと普段着の料理なのだと思いますが、とてもおいしそうに見えます。
私が鰊で思いつくのはかずのこだけです。そういえば、その身はどうしているのでしょうか。
ロシアレストランに行かれた経験があるとのこと、都内だとロシア人のおばさんが料理する家庭的なレストランもあります。値段もリーズナブルなので何かの折りにはどうぞ、メール下さればインフォします。
かずのこを取り去ったニシンは、開きにして干物にするか、もしくは開きにせずそのまま乾燥させます、それがいわゆる身欠きニシンと呼ばれる状態です。これはニシンそばに出てくるものがそうです。あとはお正月料理のニシンの昆布巻きで食べることが出来ます。
父が北海道出身なもので、ニシンには詳しいわたし?
ところでカーターさん、BBS立てましたのでぜひきてください。いろいろ意見交換致しましょう、どんな話題でもOKと言うことで。