花と文。(暮らしと本と花と)

日々の心に残る記しておきたいこと。

その後の人生。〜男と女、人生最良の日々〜

2023年08月04日 | 空には雲があるように
ふいに空いた時間に
配信された映画を観ている

「男と女 人生最良の日々」

53年の時を経て、同じ配役で
続編となる

「男と女」は
デジタルリマスター版で
数年前に映画館で観た

音楽とロマンスが互いに引き立て合い

海辺を歩き
パリの街なかを車が走る


二人のその後は想像させる形で終わっている

どことなく寂しさ漂わせ
場面場面を切り取り、繋ぎ合わせたような
作り方に
夢の中にいるような
印象だった

そして
時を経て

不本意ながら施設で暮らす
男性のもとに、彼の息子からの依頼で
かつて恋人だった女性が会いにゆく

・・・
会話が中心の映画とも言える

歳を重ねて、魅力だけを重ねて生きた女性を演じる
アヌーク・エーメが
素敵です

挨拶代わりに口説く
老いてもかつてを彷彿させる男
悲しみは美しく
会話の中にある


粋とはこのことかと

良かったです




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