写真に慣れ過ぎていて
言葉が出てこない
写真からインスピレーションを受け
そこから文章を打つ
繰り返してきたことはどこかに偏りを生むのだろう
もっと情緒的なものを、心の襞にあるものを優しく剥がすように
内側から湧き出てくる何かを表したいのに
まるで湧いてこないのだ
鈍く錆びついた鋏のように切れ味も悪く
丸まった先の鉛筆では、すっきりとした文字も書けないのにも似ている
どうしてしまったのだろう
慣れ切ってしまっているすべてに
未知の世界にふれるような
心が真に美しいものを求めている
出来合いの、簡単に見聞きできるものではなく
もっと魂に触れるようなこと
そんな経験を求めている
小さな幾つもの冒険が必要なのかもしれない
今、そんなところに立っている
書くということは、(個人的な日記でもない限り)読む人を意識してしまう
自分は何がしたいのか
これからは、ただ純粋に書きたいと思うことを書いていきたい
と思っている
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いつもお立ち寄りくださるみなさま
ありがとうございます。
変わらずのお付き合いよろしくお願いいたします。