花と文。(暮らしと本と花と)

日々の心に残る記しておきたいこと。

シンプルに生きる。

2010年07月27日 | 

 またこのような本を買ってしまいました。
新聞の広告で知ってから、気になっていて
書店で見つけて立ち読みをしつつ・・・「似たような本持ってるしな~。」
なんて無駄遣いになることのないように、慎重にしていたのだけれど。

タイトル通りの潔くシンプルな内容に
きっと何度も読み返してもいいだろう。
そんな覚悟(大げさ)で買うことに。

これは精神のあり方を伝えているもの。
著者はフランス人女性。
仏教の禅に感銘を受けて、それにならって物に頼らない生き方を
実践してきた人のようだ。
物質的にならない生き方。

 「シーツをきれいに畳んで積み重ねていくこと、これは混沌とした世の中に
防波堤を築いていくような作業です。~中略~
シーツを畳んだり、洗面をすませた後に洗面台を洗ったり、朝食用のシリアルの蓋を
きちんと閉じて元の場所に戻したりしながら、このような小さな自己満足感を
味わってみてください。これこそが大切にすべき、小さな秘密の楽しみなのです。
身のまわりを片付けながら、わたしたちは自分自身の心のなかも整理しているのです。」

 シンプルに生きる (質素、清潔、秩序を重んじる楽しみ)より

    ドミニック・ローホー 原秋子 訳


整理整頓の大切さや、人との距離の置き方、自分自身のお洒落についてなど
読んだあとに、部屋をとことん整理して
こざっぱりしたくなります。

ちょっと私の中では、バイブルになってくれそうな良書でした。

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