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ニューヨークとわたしの日々

炎天下インドネシア [2] バリ・ヒンドゥー

2009年01月24日 | travel


▲ペジェンの名もなき小さなチャンディ(=寺)
バリのよくあるお寺風景




▲マデがチャナンを家のあちこちにお供え。

チャナン(canang)とは、バリ・ヒンドゥーのお供え物です。お花、刻んだ葉っぱ、お米、米粉を用いた練り物、線香などを組み合わせて、ココナツの葉やバナナの葉で作った小さなお皿に入れます。大きいものから小さいものまで種類はいろいろ。毎日毎日新しい物に取りかえなければならないし、すべて手作業だから、正直大変な手間だなあと思いますが、バリ人にとってはもう生活の一部。マデに「何歳くらいからチャナンを作り始めたの?」と聞いたら「…そんなの忘れちゃった」そうで、みんな小さい頃からお手伝いで始めるらしい。




▲チャナンとは、こういうもの。
この入れ物はココナツの葉を細く裂いて編みます
ひとつひとつ手作り。手伝ったけどけっこう難しいです




▲たくさんのチャナンをお盆に載せて家中をまわります

外の歩道や交差点などにもお供えします。だからバリでは街中のいたるところにチャナンがあるというわけ。商店の入り口なんかにも必ずあるので、外国人がうっかりして足元のチャナンを踏んでしまっているのをよく見かけます。




▲私の家族が正装してウパチャラに行くところ。
左が長男のグデ(12歳)、マデは供物を頭に載せて歩く。

全員ビシッと正装して参詣するウパチャラ、
その行き先は……次のエントリーで。

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