LIFE - music. journey. new york.

ニューヨークとわたしの日々

スラバヤのカンプン

2010年02月08日 | travel






▲スラバヤのカンプン

ここは東ジャワの中心都市、スラバヤ。インドネシア第2の大都会でもある。カンプンというのはクモの巣のように広がる細い路地のことで、住宅の密集する人々の生活の場。コミュニティの力が強い。これよりもずっと道が狭く立て込んだカンプンもたくさんある。

この影の濃さ、強い光のエッジが美しい。
ここのカンプンで1週間過ごした。
晴れ女の私は、雨季のスラバヤを奇跡的に1週間晴れにしました。

スラバヤは本当に暑い。言葉では表現できない暑さ。茹だるようと言えばいいのか。シンガポールは目眩がする、なんて昨日書いてしまったけど、あんなのはちょろいと今は言える。

そんなわけで、暑すぎるスラバヤでは、道端でかき氷屋台を見つけると必ず駆け込む日々となりました。



▲Es Campur エス・チャンプル

これが本当に美味しいのです。沈んでいて見えないけど、旬の果物・ドラゴンフルーツも入ってました。南国フルーツたっぷり、練乳入りの甘くて冷たいエス・チャンプルに何度救われたことか。

ところで、日本では、かき氷を「食べる」と言いますが、インドネシア語では「飲む(=minum)」という動詞を使います。暑過ぎてどんどん氷が溶けていくからか?

ラッフルズホテル

2010年02月07日 | travel


Raffles Hotel ラッフルズホテル

日が落ちた後も目眩のするような湿気で暑さの引かないシンガポールの夜、ラッフルズホテルに行きました。建物は優美なコロニアルスタイルで品があります。アジアの最高級ホテルとして同様に名高い香港ペニンシュラにも以前行ったけれど、建物の美しさとデザインの優雅さは格段にラッフルズの方が上。




ロングバーでシンガポールスリング

1915年、ラッフルズホテルのバーテンダーが最初に作ったのが始まりのシンガポールスリング。ホテルの名入りの専用グラスに入ったオリジナルのシンガポールスリングは、パイナップルとチェリーの香りがするトロピカルカクテルでした。大きな升に入ったピーナッツは食べ放題で、殻は床に落とすことになっているためロングバーの床は一面ピーナッツの殻だらけ。リスの巣のようです。




Long Bar ロングバー

シンガポールスリングはここで生まれました。なんとも言えないコロニアル風味でエキゾチック。東南アジアの歴史を感じます。