Sue's Blog

クリスチャンでセクシャルマイノリティのSueのひとりごとやGay Lesbian human rightsリンク集

GLBTQ Video Interview

2006-02-23 | 自分のこと
昨日、学校のGLBTQ担当者から依頼があったグループインタビューに参加した。GLBTの学生や職員のための教育プログラムに使う目的でビデオを撮り編集して使用するとのこと。

GLBTとしての生活や考え方について学生とディスカッションができとても有意義な時間を過ごすことができた。参加した学生はMTFの女の子(?)ひとり、あと3名はGayの男の子とそして私の5人。

GLBTの学生とこういう形で会うのは初めてだったから、とにかく聞くことすべて「へっ~」と感心してみたり、驚いたり・・・
十人十色の人生があるというけれど、GLBTとひとつにくくられてもほんとに人それぞれ様々な生活があることが浮き彫りになった。

MTFの子はユダヤ人。クリスチャンよりも厳しい戒律の中で生活しながら完全なトランスを模索している。私は最初、彼女に会ったとき女の子だと思っていたので、トランスウーマンと聞いてびっくり。目が一瞬点になりました。

Gayの子のひとりは、お姉さんもお兄さんも、7人のいとこもみんなGayかLesbianだという。「まじ~」って思った。他の子に「お前のところはストレートはいないのか?」と聞かれるくらい、みんなHomosexuality。いや~すごい家族だ。

そしてそこで出会った別のGayの男の子がとても印象的だった。
カトリック信者の家に生まれ、彼自身も自分のセクシャリティと信仰の狭間で苦しんだようだ。ゲイであることに自尊心を保てず、自分がどうあるべきか苦しんだのだろうと思う。インタビューが終わった後、彼に「あなたの話を聞けてよかった」って言われた。文化や生活は違っても感性は同じなんだなと思う。ようは何をどのように感じるかなんだろう。

とても柔らかくて、感じやすい心を持っているアメリカ人に初めて出会った。うれしかった。Hugすればよかったな~