遊歩道を歩いているのは殆ど高齢者で、急いで追い抜く必要も無いので、「宝剣岳」を眺めながら写真を撮り、八丁坂まで歩きました。前がつかえた時に、「剣ヶ池」の方を見ると、中学生の団体が登り始めていました。急ぐことは無いので、「八丁坂分岐点」で彼等が通り過ぎるのを待つことにしました。どうやら彼等は乗越浄土の先にある「宝剣山荘」に泊まる様でした。
貰ったパンフレットを見ると、ルートの矢印は「駒ヶ岳神社」の処から歩き出し、本格的登山道になる八丁坂分岐点から下り、「剣ヶ池」を経て、ホテル千畳敷に戻ってくるようになっていました。
歩き出して前がつかえる度に立ち止まって、周辺の景色を楽しみました。下には「剣ヶ池」があり、その付近には中学生の団体が出発を待っていました。またホテル千畳敷と駅舎が何時の間には高い位置にありました。
宝剣岳の高さは2,931mで千畳敷カールが2,612mですから、高度差は３百米余りです。登山ルートは八丁坂分岐点から八丁坂を上って鞍部に出るルートになります。貰ったパンフレットには、その奥にある駒ヶ岳（2,956m）までは往復４時間とありますが、もうそれだけの脚力は無いので、千畳敷カール一周４５分程度とあるルートを、写真を撮りながらのんびり歩くことにしました。
この日は雲一つない快晴でした。千畳敷カールは高度が2,600mありますから、１５度程度は温度が低くなる筈と、長袖のシャツにカメラマンベスト、そして長袖のFoxfireコートを持参したのですが、コートは不要でした。先ずはロープウェイを降りた処から撮った「宝剣岳」をご覧ください。
朝７時４１分のバスに乗り、終点の「しらび平」までは約３５分でした。駒ヶ岳ロープウェイ駅で利用券を示すと、窓口でロープウェイの往復切符と帰りの駒ヶ根駅前までのバスの乗車券がひとつになっている切符を呉れました。ロープウェイには直ぐに乗れ、７分程で、「千畳敷カール」でした。降りた処に標高2,612mとありロープウェイ駅では日本で最も高いのだそうです。その下の時計などの表示を見ると時刻が8:38am、温度20度、湿度36%とありました。菅の平バスターミナルでは、「千畳敷カールの温度は13度とあったのですが、一時間ほどの間に７度上昇していた事になります。
これが「菅の平バスターミナル」の駒ヶ岳ロープウェイ行きのバス乗り場です。撮ったのは下山した時です。
今回の旅行の主目的はロープウェイで千畳敷カールまで昇って、宝剣岳の写真を撮る事でした。駒ケ根へは初めてだったので、車をホテルの駐車場に停めて置き、「菅の台バスセンター」まで歩いて行ける処を探しました。地図で調べ「駒ケ根高原リゾートリンクス」に電話してみました。すると「勿論、車はホテルに停めて置けます。バス停は直ぐですから・・・」との事だったので予約しました。また千畳敷カールに行くバスとロープウェイの利用券を発行すると言うので、合わせ頼んで置きました。ホテルにチェックインした際に、確認すると何とバス停はホテルの入口にあるとの事でした。
バスは駒ヶ根駅前から出ていて、ホテルの前のバス停は「駒ヶ池」で、次が「菅の台バスセンター」でした。一番バスは06:11am発で、毎時11分、41分発との事でしたので、07:41am発のバスに乗れたら良いなと、翌日、朝食を済ませバス停に行くと我々の他、２組の夫婦が集まって来ました。バスが到着すると乗って居たのは一人だけで、ガラガラのバスでした。時刻が早いから空いているのかなと思ったのですが、「菅の台バスセンター」には長蛇の列が出来て居り、全員は乗れず、多くの乗客を残してバスは出発しました。ラッキーでした。
部屋は「眺望抜群のコーナールーム」があるとのことで、お願いしたのですが、写真の三階の角の部屋でした。部屋からは左手の高い木の右に僅かですが「宝剣岳」が見えました。
朝６時過ぎに部屋からバス停を見ると数名の若者達が一番バスを待っていました。彼等は宝剣岳或いは駒ヶ岳に登るのでしょう。
今から七百年程前、光前寺に早太郎という大変強い山犬が飼われていたそうです。その頃、遠州府中（静岡県磐田市）見付天神社では、毎年祭りの夜に一人の娘を神前に人身御供として供える習わしがあったとか。これを救おうと社僧・一実坊弁存が神仏に祈願して、子女をさらう怪物が早太郎を恐れていることを知り、光前寺で早太郎を借り、怪物を退治します。然し、早太郎は化け物との戦いで傷を負い、光前寺までなんとか帰り着くと、和尚さんに怪物退治を知らせるかのように一声高く吠えて息をひきとったと言うお話です。
信州旅行に行ってきました。計画した時には「避暑」の予定でしたが、何処もかしこも暑く、とても避暑とは言えませんでした。歩くと暑いので車に乗っている時間が長くなり、結果的に初日の目的地だった「駒ケ根」には早く着いてしまいました。地図を見ると天龍川が近いので行って見たのですが、あちこちで工事をしていて、車を停めて天龍川を眺められる場所が見つからず諦め、事前にチェックしてあった「光前寺」に向かいました。
貰ったパンフレットでは開基は860年との事で、本堂、三重塔も再建されていますが、湿度の関係か痛みが激しい印象でした。然し、魅力的な寺で季節の良い時期ならジックリと見たかった処です。
理容店からの帰路、経堂駅前商店街で買い物があったので、別ルートで戻りました。「ユリの木遊歩道」の両側に咲いていたのが、この花ですが、何という花でしょうか？ 白だけでなく、ピンクなどもありました。
暑い日が続きますね。それでも昨日は少しましだったので、二駅分歩いて梅が丘にある理髪店に行って来ました。現役の時は会社の理容室でカットして貰っていましたが、チリから帰国し退社した後は何処か探さねばなりませんでした。その頃、妻は義母を手伝って書道を教えていました。生徒さんの一人の家が理容店でしたので、お願いする形になりました。二駅分歩いて行かねばならないので、昨今はシンドイ思いもするのですが、歩ける間はと思っています。
この写真はその途中、世田谷線の踏切から山下駅（豪徳寺駅）方面と、その反対側を撮ったものです。
暑い日が続きますが、散歩に連れて行けとせがむので、朝の散歩は欠かせず出掛けます。昨日は散歩が終わりかけた山下公園の近くでアイリッシュ・セッターのエリーに出会いました。このお宅はアイリッシュ・セッターが好きで、先代のサリーが１７歳で亡くなった後、奈良県まで行って、この犬を入手して来ました。
エリーは、もう帰りたいのか逃げ回るのですが、ヤッピーはやっと出会った友達だからと追いかけます。エリーは厄介な犬だなと思ったのか、最後には妻に「何とかしてよ」と訴えていました。
