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風のぱれっと  (ぱれっとパート2)

きれいな色をのせてみよう
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七回忌に

2013-03-12 19:54:28 | 父と母のこと


ミモザが満開です。
黄色は元気が出ると言われている色
一気に春めいてきました。

東北の震災から2年
記憶を風化させることなく
後世に語り継いでいきましょう。




こちらはソメイヨシノ。
花びららしきものが顔をのぞかせています。
開花までもう少し。

父が亡くなったのは、桜がちらほら咲き始めたころでした。
もうすぐ七回忌を迎えますが
最近、母の足腰が弱くなったのが心配です。
もしも大地震が起きたら…
家具の転倒防止やすべり止めなどは取り付けましたが
もう一度点検してみることにいたしましょう。

息子宛て

2012-12-13 17:36:53 | 父と母のこと


実家の近くのドウダンツツジ。

もう師走です。
なんだかんだとありまして
なかなか黄葉・紅葉の写真を撮りに行けなくて
気落ちしていましたら
なんと実家のすぐ近くで大きなドウダンツツジを見つけました。
私より背が高い…

つれあいの名前でお歳暮を母に贈りました。
そしたら…

息子宛てに!お返しもの(みかん)をいただきました。
母は
おかしいねぇ? 果物屋さんはどうして○○(息子の名前)がわかったんだろうねぇ…
 
母が住所と名前を書いたメモを渡したからでしょうに!

18代中村勘三郎さんがお亡くなりになって
しずんでいた気持ちが
一時明るくなりました。

18代中村勘三郎さんに合掌。


身辺整理

2012-04-01 21:13:01 | 父と母のこと


寒緋桜は満開でした。
母の家の近くで。

母も今年の秋に米寿を迎えます。
足腰がだいぶ弱くなりましたが
独り者の弟が同居しているので、食事の支度もなんとかこなしていますし
簡単な買い物などにも一人で出かけるのはすごいなぁと感心しています。

それでもウッカリが増えて戸締りを忘れたりするので
毎晩電話でチェックを入れています。

最近はもっぱら身辺整理に夢中!
いざという時のため
やはり身の回りをすっきりさせておきたいと思うのでしょうね…
父が亡くなって、残されたものを母が整理したわけですが
出てくるは出てくるは…
1年間は、母に会うたび、かたづけものの話になりましたっけ。

今は撮りためた写真に手を付け始めたようです。
遺影の話も出て
というのは、母の写真は帽子をかぶっていることが多く
素人写真の悲しさ、顔に影がかかってしまうのです。
なかなかこれというのがありません。
暖かくなってきましたから
母の会心の一枚を撮ろうと思います。

夏の一筆

2011-08-24 19:28:29 | 父と母のこと


夕方5時ごろほんの一瞬、虹が見えました。
夏子さんのサインでしょうか。
ひょっとしたらこの夏最後の入道雲かもしれません。
今日は蝉たちの声も最高潮でした。

暮れてからは、入れ替わって秋の虫の音が聞こえます。
ちょっとセンチメンタル?
いえいえ、この夏の猛暑は生半可なものではなかったので
やっと人心地がついたというところです。

あまり暑かったので
85歳の母は夏の間中お習字を休んでしまいました。
いままではそんなことはなかったのに…
ずいぶん心配していたのですが
今日は筆を持てたと聞いて胸をなでおろしているところです。

人のことは言えませんよね。
私だってずっとブログの更新をしてませんでしたもの!
ごめんなさい。




祖母の言葉

2011-07-22 19:33:56 | 父と母のこと


緑のバラ?

小松菜の根元を切り落としたら(ちょっと落としすぎかもネ)
こんなふうになってビックリ!
野菜カービングでもしたような感じになっていました。  

突然、紅筆を買いにいかなければと思い出して
「紅筆」と言うのか、「リップブラシ」と言うのか
どっちかしら?
わたしは「紅筆」だけれど、若い人は違うのかな?
などとなんとなく考えていたら
これもまた突然、母方の祖母のことを思い出していました。

小学生のころ、田舎に遊びに行くと
祖母の言葉づかいが自分のと違うので面白がったり驚いたり…

「ご不浄」
「お髪(おかみ)」
「お菜(おな)」 ほうれんそうのような青菜のこと

そのうちに私の言葉も
小さい子供たちには不思議な言葉に聞こえるようになるのでしょうね…






繕い物

2011-01-30 20:10:35 | 父と母のこと


散歩コースの丸池公園の白梅です。
五部咲きくらいでしょうか。

今日は都心でも雪がちらついたとか。
午後から曇ってきて、そのせいでしょうか
日曜日というのに、公園に子供たちの姿は見えませんでした。

昼前に実家の母のところで
靴下四足の指先やかかとなど
擦り切れたところの繕いをしました。
「新しい靴下もたくさんあるんだけど…
 針に糸が通らなくてね」と母。

針に糸が通らないのは娘の私も同じなんですが
そこはそれ
糸通しなる便利グッズに助けてもらって
めったにやらない、ひさしぶりの針仕事。
老眼にはきついけれど
こういう仕事も楽しいな!













上下関係

2010-11-07 19:39:04 | 父と母のこと


南天の実は赤くなるそばから食べられてしまいます。
鳥だけでなく
近所のこどもたちも盛んに摘んで遊んでいるようです。

今日は母のところへ行って
先日洗ってきた障子に紙を張ってきました。

障子張りは、生前の父の仕事で
毎年暮れになると、日に焼けた紙をはがして洗い
よく乾かしてから
新しい障子紙に張り替えていました。

私が小学生のころは数枚あった障子ですが
今のところへ越してからは
小さなサイズのものが2枚だけです。

父がなくなってから3年
さすがに日焼けが目立ってきたので
母も張り替える気になったのでした。

子供のころ父がするのを手伝っていたので
自信満々乗り込んだのですが…

ええ、ちゃんとわかっていたんですよ
上下をさかさまにして
上になった、本来下の部分から張っていくということは…

張り終えて、全体に霧を吹き
しばらくたってピンと張りあがったところで
窓にはめようとすると???
もうおわかりですね。
そもそも最初に上下を間違えていたみたいで…

久々に母と大笑いしました。
来年こそは!


すすはらい

2010-06-08 15:30:04 | 父と母のこと


せんだんの花。
木下に立つと、双葉より芳しいといういい香りに包まれます。
神代植物公園にて。

母の家の天井を塗り替えるというので
作業の邪魔になりそうなものを片付ける手伝いに行ってきました。

我が家でもそうなんですが
タンスの上に箱、箱、箱。
壁にかかった写真や絵、賞状の類は、なんと二部屋で12枚。
極めつけは神棚やだるまたち。

イスに乗っては一つ一つ母に手渡し
埃を掃い、タンスの上を拭き掃除。
こういう仕事は私が子供のときから長い間
生前の父の仕事でした。
危なくって母にはもうさせられないなぁ…と思いました。

蚊帳の中

2009-12-08 20:06:47 | 父と母のこと


実は8月末からこっち
母の住むマンションの外壁の塗装工事が始まって
建物はすっぽり蚊帳の中。

昔は足場を組むだけだったような気がしますが
最近こういう蚊帳の中の建物をあちこちで目にします。

そもそも築37年ともなれば
いろいろとメンテナンスも必要になり
手当てをすればあと20年ぐらいは保ってくれる…
このために住民は長年積み立てをしてきたそうです。

密閉されているわけではないのですが
外の景色がうすぼんやりと感じられるだけなので
止むを得ないこととはいえ
母はこうなった初めから嫌がっていました。

おまけに五棟ある建物の内
母の住む号棟の工事の進み具合が一番遅いのです。
早いところはもう1週間も前に蚊帳がとれたので
まだかまだかと気が揉めるようで
「穴を開けちゃおうか」などという
物騒な発言も飛び出しました!

しかし
本日目出度く終止符が打たれました。
「蚊帳の外」というのはマイナスのイメージですが
今回ばかりは、万万歳!
ずっと「緑を見たい」と言っていた母から
「木の葉はみんな落ちちゃったけれど、うれしい!」と電話がありました。


おはぎつくり

2008-09-21 18:05:08 | 父と母のこと


今年の萩です。

昨晩4時間かけてアンコを煮ました。
母は毎年春と秋のお彼岸におはぎを作り続けてン十年!
ですが、最近はアンコを煮る体力がなくなって
かわりに私が作るようになりました。

つれあい曰く 「悲しいなぁ…」

母の体力が衰えたのは淋しいけれど
私はアンコを煮るのはとても楽しい!

物心ついてからずっと母を手伝ってきたおはぎつくり
けれども、いつまでたっても「手伝い」は「手伝い」
最初から自分で作ってみたい思いをずっと隠していたのです。
これからは私の番!
これが楽しくなくてなんとしましょう 

7人兄弟の長女だった母は
子どもの頃から家事の手伝いや乳飲み子の世話をしてきました。
大家族のためのおはぎつくりはさぞ壮観だったことでしょう!

次は来年の春のお彼岸につくるからね 
またいっしょに食べましょう。
たぶん娘も春休みだから連れて行きます、待っててね。