風のぱれっと  (ぱれっとパート2)

きれいな色をのせてみよう
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旧暦七月七日

2006-07-30 22:32:13 | 季節・風景


 今年は7月31日が旧の七月七日だそうです。
東京調布市の深大寺門前に並ぶお蕎麦屋さんが
七夕飾りを掲げていました。

 続いていた梅雨空も晴れることが多くなり、
明晩は星をながめることができるかもしれませんよ 

       

今日は娘と合宿用の買い物に出かけました。
まだ梅雨明けもしないのに、
お店は夏物大バーゲン、在庫一掃セールの真っ最中!
ついつい見始めると時間の経つのが早いこと!

このお店は、バーゲン品の中にも、
意外に掘り出し物があるので、よく利用しています。
今日は娘のTシャツ2枚と私のタンクトップを買いました。

タンクトップはいままで着た事がないけれど、
娘がいいと言うので思い切って…

商品のタグを見ていて
今更のように「中国製」の多いことに驚きました。

                    

ワーキングプア

2006-07-25 15:59:16 | その他


日曜日、多摩川で今季初花火が上がりました。
私のデジカメには花火モードがないので、これが精一杯です。
夜景モードで、カンでシャッターを押すんですが…

このあと、NHKスペシャル「ワーキングプア~働いても働いても豊かになれない~」をみました。
豊かになれない~どころか、「生活できない」のです。

若い人の場合、
それは、結婚できない、子供を持てない、を意味します。
仮に結婚して子供ができても、離婚や虐待が待っているでしょう。
うつ病や自殺、犯罪につながることは明らかです。

事情があって、つれあいが40を過ぎて求職活動をした時は悲惨でした。
年齢を聞いただけで、面接してくれません。
断られたのは何十社にもなります。

1週間とか1ヶ月とか、本当に短期のアルバイトならともかく、
同じ職場で何年も働いている人は、
正社員として雇用するべきだと思います。

先日、派遣社員の労働条件についてのTV番組を見ていたら、
同じ会社に1年派遣されている人には、
会社のほうから、
正社員になるつもりがあるかどうかきく義務があるといっていました。

アルバイトでもパートでも同じにならないかしら。
私もそろそろ10年選手、
友人の中には20年になる人もいます。

こういう問題を放っておいて、
景気が緩やかにとかなんとか、回復しているなどと言われても
いったいどこの国のこと? 

25日深夜(水曜午前)0時から再放送がありますのでご紹介します。
よろしかったらどうぞご覧くださいませ。

皆勤賞?

2006-07-21 21:48:30 | 受験生の母


 6月18日の記事 でご紹介した蕎麦畑が実りの時期を迎えています。

あの可愛い白い花が変身!
よ~く見ると、蕎麦の実のかたちがわかるでしょう?

娘が通信簿をいただいてきて、一波乱ありました。
成績のことはこの際ひとまず置いといて…

雨にもまけず、風にもまけず
娘は休まず学校へ行きました。
部活も休まず、合唱祭の朝練も休みませんでした。

ああ それなのに
古典の授業を1時間休んだことになっていたんです 

私が気がついて娘に言うと
「休んでなんかないし」  
「なんで~ぇ」 
えらくプライドを傷つけられた様子です。

それを聞きつけたつれあいが怒り出し、
「よし、俺が明日学校に行ってやる」と言い出したから
ややこしくなりました。

「こんな間違いは言語道断、たるんでる」というつれあい、
「絶対に来ないで」という娘。

娘がぴしゃりと襖を閉めてしまったので、
つれあいは私に
「俺がなんで怒ってるのかよく言っとけよ」

大丈夫、娘はよくわかってますって 

            

もちろん、娘が先生に申告して、通信簿は訂正されましたとも。 

弥勒の月 あさのあつこ著 光文社刊

2006-07-17 15:36:16 | 読書


「バッテリー」のあさのあつこさんが書いた時代劇、
じゃなかった、捕り物帖?

繁盛している小間物問屋遠野屋の若おかみ、おりんが川へ飛び込み自殺をした。
納得のいかない夫の遠野屋は、
北定町廻り同心、木暮信二郎に、「今一度の御探索」を強く願い出る。

こんなクセのある同心、初めてお目にかかりました。
謎解きよりも、信二郎と遠野屋のやりとりの面白さに引張られて
最後まで読んでしまいます。

遠野屋の正体を暴くことに執着する信二郎は、
たかったり、脅したり、挑発したり… 
信二郎の手先の岡っ引、伊佐治ならずともハラハラドキドキ!

伊佐治はもともと信二郎の父親に仕えていた岡っ引で
信二郎の代になって、手札を返上しようかとも考えているところ。

そんな伊佐治が、信二郎の暴走?を親のようにたしなめながら、
次第にツーカーの間柄になっていきます。

私には最後の謎解きが唐突過ぎました。
ここで種明かしするわけにはいきませんが、
こういう犯人は珍しいですね。
アガサ・クリスティの「カーテン」を思い出しました。

ところで、帯に「人は人を救えるのか?」とありますが、
伊佐治も遠野屋も救われたのではないでしょうか。
臨時廻りの吉田敬之助の場合は、残念ながら…

おすすめです。

職場の冷房

2006-07-15 21:07:15 | 季節・風景


百合の花を見かけるようになりました。

ここのところ、梅雨もまだ明けないのに
脳みそがとろけるように暑~い 
36度だ、37度だ、38度のところもありましたっけ 

私の職場では予算がないので、
朝、外務員が外へ出て行くと、
10時から11時まで、冷房を送風に切り替えます。
不思議なものでとたんにムっとしてきて息苦しくなります。

今日はついに内務の一部のパートさんたちが、
暑い暑いと抗議をしました。仕事にならないと…

そうしたらどうなったと思います?
暑くて我慢できない人は、休憩時間を前にずらしていいという指示がでたんです。
あと10分ほどでまた冷房に切り替わるからと。

そのものわかりのよい指示が出て、
なんと半数以上の人がぞろぞろと休憩しに行きました。
私は、快適ではなかったけれど、そんなに暑いとは思っていなかったのでビックリ!

冷房と言うのは場所によって、
あるいは人によって感じ方が天と地ほども違うので、
自分が暑いから、寒いからといってみんなも同じではありません。

ですが、
冷房がはいる以前の6月は、
汗をかきながら、暑い暑いと言いながら
仕事をしていたんですよ。

しかも休憩をずらさなかった人たちは
ちゃんと仕事を続けました。
どうなってるの?
冷房にたよりすぎて体がたくましさを失ってるのでは?

外務員は36度の炎天下に何時間もいて、
真っ赤な顔で帰ってくるのに…

袴の洗濯

2006-07-13 21:28:41 | 受験生の母
3年生が引退して、娘もいよいよ剣道の試合に出してもらえるようす。
試合用に袴を新調したのはいいけれど、
着る前に一度と言わず三度は水を通さなければいけません。

1年の春、正藍染を甘く見て、
胴着をおろした時にそれをさぼった時のことは忘れられません。

学校から帰宅した娘の首の周りがうす青かったのです。
首をしめられたような、
今にも気を失ってしまいそうな、
生気の無い、はっきり言って気持ちの悪いものでした。

ものすごい色の落ち具合を下の写真でご覧ください。
袴を水洗いしたあとの洗濯機の中です。
底はぜんぜん見えません。



そして脱水した袴を干した直後の私の手。
このあと石鹸で手を洗いましたが、
白い石鹸の泡がみるみる真っ青になりました。


抜かれた!

2006-07-12 00:26:13 | 受験生の母


ねじばな―少しピンぼけ。

家の近所に高校があるので、
朝と放課後は生徒さんが大勢ランニングをしています。

さすがに先週は期末試験の真っ最中で、
走っている子はいませんでしたが、
月曜日からまた再開したようです。

今は蒸し暑くて、
走っている子の表情が1年で1番苦しそう。
途中から歩いている子や、時には座り込んでしまう子もいて、
つい熱中症の心配をしてしまいます。

走っている子と私のチャリと並行することも日常茶飯事。
そんな時、先に行くべきか行かざるべきか
これがけっこう悩みの種になったりする…

普通チャリのほうが速いので
追いついてそのまま追い越すのが自然なんですけど、
「今ここでさぁ―っと行ってしまったら、
 この子はがっくりしてしまうのじゃないかしら!?」なぁ~んて

ところが、昨日のことです。
スーパーでいつもの買い物にプラスお米を買いました。
チャリの重いことといったら 
ランニングの生徒さんたちの間をヨロヨロと、
それでも彼らを追い越しながら走っていました。

そのとき、後ろから、
スースーハーハーと規則正しい息遣いが近づいてきたんです。
抜かれないように? がんばったんですが…

抜かれました。
いいなぁ高校生 

鬼の霍乱

2006-07-09 21:44:46 | 父と母のこと


写真は、深大寺の近くにある青渭神社の、となりに広がるはらっぱ。
向こうに見える木立のさらに奥もはらっぱです。
この写真我ながら気に入っていて、
さっそくデスクトップの背景にしています。

めったに熱を出したことのない父が、
風邪を引いて発熱し、38度を超えたとか…
さいわい解熱して食欲も出てきたと聞き、一安心です。

ひところは、毎日電話をかけていましたが、
最近は1週間に一度ぐらいになっていました。
やはり毎日電話して、無事を確認したほうがいいと思いました。

そんなわけで、今日は様子を見に実家へ。
何日かあまり食べられなかったせいでしょう、
父はやせてしまいました。

でも口の悪いのはあいかわらず、
「この人が(母のことです)食べろ食べろってうるさくってさ」と言えば、
母は、熱が無いのをたしかめるように父の額に手を当てて、
手を離し際に、父の額をぴしゃり(ウワ~オ)

今回の鬼の霍乱を機に、
父は遺言を書いておくべきだと思ったそうです。
「遺言を書いておくと長生きする」とどこかで聞いたような…
そう言うと、母は「それなら私も」

            

「○○ちゃんが(娘のことです)大学にはいるのを見たいからな」と父。
現役で合格してくれれば、あと2年 
いやいや2年と言わず3年でも4年でも長生きしてほしいものです。