電脳遊戯奇談

出来る限り毎日更新!!
まぁ、ゲームの話しかしてないんですけどねw

鬼ノ哭ク邦 その7 ~クリアしたんで感想でも~

2019年08月31日 19時17分02秒 | Switch

鬼ノ哭ク邦クリアしたので感想でも

ストーリー

最初から最後まで終始鬱展開

生と死、輪廻転生が背景にあるのでどうしても人の生き死にがメインになってくるんだけども、全体的に宗教臭さがあり、さらにその生き死に関する驚きとか悲しみ、怒りといった要素が希薄でなんか機械的に人の生き死にが描かれあまり思い入れが湧かずに淡々とストーリーが進んでいくので面白味に欠ける

もうちょいキャラクターを掘り下げたり、イベント時の描写などがしっかりとしていれば良かったんだけども、唐突にイベントが進んでいくので抑揚に欠け、さらに1本道な展開なのでやらされている感が凄く強い

 

戦闘

全体的に難易度は低め

スタート時から難易度マニアックで進めたけどもラスボス含めて特に苦戦することは無し

攻撃力が高いとか敵の攻撃が激しいとかもなく、兎に角感じたのは「敵が硬い」という点だけ(小型雑魚であっても5~6発はスキルによる攻撃を当てないと倒せないのでその点だけはかなりの鬱陶しさを感じた)

アクション部分に関しては基本的にもっさりしており、さらに攻撃を繋げてコンボで遊ぶといった要素も希薄なので今の時勢のアクションRPGとしては面白味が無いのは確か

いちを鬼ビ人を育ててスキルを入手し、さらにアクティブスキルを覚醒させ強化していけば通常攻撃や鬼ビ人アクション、それにアクティブスキルなどをキャンセルして繋げられるようになるものの基本的なモーション速度とキャンセルポイントの遅さからそれが爽快感に繋がっていないのはちょっと残念(つかあまりキャンセルしている感じがしないというのはかなりの難点だと思う)

 

育成

鬼ビ人ごとに設定されたスキルツリー、憑依させる4体の鬼ビ人によるパッシブスキルのシナジー、アクティブスキル覚醒による個別強化など育成部分に関しては特出した面白を持っている

鬼ビ人を育成しアクティブ、パッシブなどのスキルを習得していけば確実に強さが実感出来るようになるし、スキルツリーを全て埋めてもスキルポイントにあたる鬼魂を集めただけ強くなれるパッシブスキルがあるのでお気に入りの鬼ビ人を延々と強化し続けられるという点もポイントが高い

 

ハクスラ

無数に襲い掛かってくる敵をスキルを駆使して駆逐していく楽しみは十分にある

ただトレハン要素に関してはあまり褒められた点は無く、ドロップする装備品が武器と影石しかない上に武器に関しては究極業物が最高レアになるんだろうけども下のレアリティとの差が攻撃力程度しかなく、他ゲーでいうレジェンドやエキゾチックといった特殊な能力を持った装備品ではないので収集欲が沸く物では無いというのはかなりの難点

影石に関しては魔物名影石が他の影石と違って複数の特殊効果があり、さらにボス名のものになると雑魚敵の影石(特殊効果2種)よりも特殊効果の数が1種多い3種となるので、装備強化目的で掘るという楽しみがあるのだけは救いだけども、結局これしか掘るものが無いしランダム要素も無いので飽きが早い

 

全体的に低予算ゲー臭さが満載でプレイ時間だけはそこそこあるものの演出やらやり込みといった要素が甘いというのはちょっと難点

クリア後要素であるランダムダンジョンの「輪廻の聖域」はアイテム掘り目的に使えるというのは良く、さらにボスとの連戦がしやすいというのは良いんだけども上記の通り、掘るものが魔物名影石程度しかないのでがっつりとやり込むという域にまで到達出来ないのはほんとに残念

せめて掘れる装備品の種類がもうちょい(アクセサリーなど)あったり、レジェンダリなどのユニーク装備などがあればモチベーションの維持にも貢献出来ただけにこの部分が薄いというのはほんとに勿体無いなぁと思ってしまう(特に育成部分に面白さがあるだけに、さらに装備品でのビルドを掘り下げて欲しかったかなぁ)

決して面白くないゲーム、クソゲーというわけではないものの痒いところに手が届かないという作りの荒さだけが目立ってしまったゲームといった感じかね

個人的に掘り要素さえもっとしっかりとしていれば国産ハクスラゲーとして十分神ゲーになれるだけの要素があったのという点がほんとに勿体無いけども、まぁMHWアイスボーン発売までは魔物影石掘りゲーとしてもうちょい遊ぶことにしようかな(つか、これDLCとかでトレハン要素を強化してくれたらほんと嬉しいんだけどなぁ)

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿