レヴォリューションNo.3/金城一紀
金城さんの本を読むのは初めてながら、かつて彼の小説の映画化「GO」「フライダディフライ」「恋愛小説」を、どれも楽しく見たことがありました。(「花」(主演 大沢たかお)だけは、私には、それほどピンと来なかったけれど・・・。)
私は映画で満足しちゃうと、小説は、ま、いいか~って思っちゃうので、原作にまで手が伸びなかったんです。
で、レボリューション3を読んだらば、凄く面白かったです。
スカッと楽しかった。特に冒頭の作品。(女子高突入話)
で、フライダディに出て来たメンバー、パク・スンシンが!(映画では岡田准一君)
予備知識無く読んだので、びっくり。この他にもこの落ちこぼれ学校のゾンビーズの出てくる小説があるんですねー。(フライ、ダディ、フライ⇒レヴォリューションNo.3⇒SPEED)
どうでもいいことで熱くなったり、仲間同士のあったかさとかを、全然わざとらしさとか感じず、ここまで気持ちよく楽しく読めたのは、久し振りかも。(もしかして初めてかも?)可笑しい笑える処と、ほろっとする処と、ちょっと考えさせられう処とのバランスがとても良い。
以前、石田衣良さんの「4TEEN」を読んだ時、やっぱり良い話しだな~とは思いつつ、どこか、ちょこっとだけ引っかかるというか、なんとなくスッと入っていかない何かがあったのだけれど・・・。村上龍の69にも、ちょっとドタバタぶりが似てたけれど、私はこちらのレヴォリューションの方が、もっと面白くて好きです。
喧嘩にめっぽう強い硬派のスンシンもカッコイイけど、 ダメな要領悪い男ではあるものの憎めないムードメーカーの山下も可愛く、フィリピンやらスペインなどの血が混ざったモテ男アギー、主人公・・・みんな、とても良い感じで、好きだな~って思いました。
(内容・あらすじ) 出版社 / 著者からの内容紹介
君たち、世界を変えてみたくないか?
オチコボレ高校に通う「僕」たちは、三年生を迎えた今年、とある作戦に頭を悩ませていた。厳重な監視のうえ強面のヤツらまでもががっちりガードするお嬢様女子高の文化祭への突入が、その課題だ。
今度は、「恋愛小説」を含んでいる『対話篇』(2003・講談社)を読んでみたいな~と思っています。 金城さんの書く「逆境でも諦めない、負けない強さ?」みたいな部分が好きです。
「恋愛小説」も、かなりのリスクの有る相手(玉木宏)だけど、それでも私(小西真奈美)は負けないよ!愛し続けるよ!っていう部分が、もう感動・ボロ泣きでした。
映画感想は、こちら「恋愛小説」感想と、試聴色々 玉木宏
いやぁ~熱かったですねぇ。
ばかばかしいことに一生懸命になる姿に、苦笑しつつも爽やかになれました。
ドクター・モローの言葉が良かったです!
こちらこそ、ありがとうございました!!
割と冷めた感じの内容の本を読むことが最近多かったせいか、この小説の熱さと、直球なのには、やられました☆
バカバカしくて笑っちゃうんだけど(本人も最後の方、最初の目標はどうでも良くなって来ちゃってましたよねw)楽しかったです。
私もこれすごく好きです。あまりに好きで、シリーズ一気読みしちゃいました。
いいですよねぇ・・。ゾンビーズ最高です!
あっ、juneさん、シリーズ一気読みされたのですね。
後日、フライダディ・・やSPEEDを読んだら、またjuneさんちでレビュー拝見するのが楽しみです!
いつかドラマとか映画化されそうな予感も・・・^^
先日の一週間のお休み、どちらへ行っておられたのかな?と思ったのでお覗きしてみました(笑)
この本、私の感想は今読んでも冷や汗が出るほどに「面白かったです」としか書いてないんですよね。
でも、一言で言うとやっぱりそれしかないかも(笑)
今度韓国映画で「フライ・ダディ」がきますが、岡田君の役をイ・ジュンギがどういう風に演じるか楽しみにしているんです。
わざわざ、こちらにもスイマセン!
>「面白かったです」一言で言うとやっぱりそれしかないかも(笑)
ほんと、そういう小説でした!ストレートに、ダイレクトに、おもしろいっ!って、伝わって来る直球な処が良かったですよね☆
それと、韓国版のフライダディは、友達が言うには、いまひとつらしいです・・・。
イ・ジュンギは、王の男でブレイクする前に、こちらの撮影を行ったせいか、出番が少ないとか。
私も機会があれば(多分レンタルで・・)見てみようと思っています
私はやっぱり舜臣にやられちゃいました。
今日も何処かで、眉の上を赤く染め、半径1メートルの自分の世界を突き破るために、拳一つで戦い続けることを選んでいたら。
(差別)という概念から解放されるために、パンチを繰り出していたら。
心に笑いと勇気をくれた作者に感謝しています。
ゾンビーズはずーっと高校生でいてほしいです。
おおお~このシリーズ、お読みになられていたのですね。
そりゃ、スンシンは格好いいです!!
憧れですよ、あんな孤高な格好いい男は☆
ゾンビーズ、私も好きです。
この後、感想は書かなかったのですが、「SPEED」も読みました。こちらはお嬢様女子高生が主人公というのもあって、少々やっかみ入っちゃって(爆)
面白かったけれど、そんなに凄く好き!な内容ではなかったかな・・・。
おぉぉ。表紙インパクトすごいかも!!
「笑いとホロッとくるバランス」っていうところ
とっても分かります。私は金城さんの静かな怒り
みたいなものも感じました。
2作目の日本版映画のパク・スンシンは岡田君
なのですね~。
堤真一といい、どっちもかっこ良すぎ??
私のイメージでは父親役は大地康雄とかだったん
ですが^^;
私は韓国映画の方見ましたよ~。
イ・ジュンギはバク・スンシンのイメージに
ピッタリでした。期待していなかったからか
楽しめました。
『SPEED』に関しては、私もそうでもなかった気が^^;
金城さん映画通なので、映画好きにはいろんな作品
が出てきて、うれしい作品だったかもです。
そうなんですよね。パク・スンシンの岡田君は、まあ、カッコイイ役だから良いとして、お父さん役は堤さんなので、かなりイメージよりもカッコイイって感じですね。大地康雄さんって~合ってるー。
韓国版は未見なのですが、ちょっと予告編みたいのを見たことがあって、お父さん役は、堤さんほどカッコイイ人じゃなくて、中年の味のある役者さんが演じてましたよね?たしか・・・。
イ・ジュンギは結構好きなので、やっぱり近々レンタルして(レンタルなってるのかな・・・・?)見てみようと思います。