万城目学さんの本を2冊読んでみました。王様のブランチで、万城目さんのインタビューを見て興味を持ったのが一番のきっかけです。「鹿男」は既にドラマが始まっていたので、ドラマと原作とを比較しながら読みました。
2冊ともに共通するのは、日本の歴史ファンタジーとでも言いましょうか?・・そのあたりは物珍しいジャンル?でした。
内容では、3つとか4つとかのグループ?が対戦する所と、長い間のしきたり・因縁?とか、主人公の一番親しい男友達が風変わりで面白いヤツって所が似てましたな^^で、舞台がそれぞれ奈良と京都なのに、方言が全然出て来ないんですよね。全部標準語。わざと、そうしているんだろうけれど、なんとなく淋しく思ってしまう・・・。両方とも3つ☆半って所かな。
まずは「鹿男あをによし」
ドラマの2話を見終わった所で、小説を読みました。
主人公の同僚で、かりんとうが好きな妻子持ちの藤原君が、ドラマでは天然キャラの綾瀬はるかにとって変わってました(「探偵ガリレオ」でもやっぱり柴崎コウという女性キャラが出て来ちゃったように)
ドラマ1話目では、いかに主人公と綾瀬が、不運でトロいヤツか?って所を色々過去に遡って描いていましたが、小説ではそういう下りは無かったんですね。 ドラマでは、確かにイメージに近い役者選びをしてるな!と思いました。まぁ・・個人的には、下宿先の息子(同僚の美術教師)が、 佐々木蔵之介っていうのは、違うよなぁ・・・と思いますが・・。主人公の玉木さん、役柄のため5kg落としたって聞いてますが・・そこまで痩せなくても・・。ほうれい線が目立つ・・。でも、映画「KIDS」のCMを見るたび、ワイルドな玉木さんはステキ♪といつも思ってますがwちょっと「俺たちの旅」のオメダに似てる・・田中健は好きではないけど
この小説では、今まで知らなかった日本の神様や、歴史やら、色々なウンチクを知ることができて、そこらあたりは楽しかったし、万城目学さんって頭が良い人(っていうか歴史好きな人)なんだろうなぁ~というのがビシバシ伝わって来た。
私が好きなエピソードは、鹿が人前で排泄行為をするっていうのは~という部分。なるほどなぁ~と納得しちゃいました。
あと、奈良の柳本駅から徒歩で行ける天理市にある黒塚古墳というところ・・・なのかな? 藤原君と一緒に、高台に登った所から夕暮れに街を見下ろすシーンがあって、凄く風景が綺麗みたいなんですよ。ここに私も是非ぜひ行ってみたいです!
p205にあるんですが、「平城京に京が還る前、京はここからもう少し南に行ったところにあったんです。距離にしたら三十キロにも満たないのに、昔の都を懐かしむ和歌がいくつも詠まれているんです、ここの夕陽を見られなくなったから、みんな前の都を偲んだんじゃないか?と・・・」と、あるんですよね。ソソられます~。
ラストもなかなか良かったし、楽しく読みました。中盤以降から、予想外な展開が幾つもあって、ぐいぐい面白くなって来ました。そういう点でも、「鴨川ホルモー」と共通してるかな。
これを読みながら、イグアナの娘(他人には見えないのに自分には動物の顔に見える)+マイシカ(「ミーナの行進」のカバに乗った少女)をちょっと連想しました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「鴨川ホルモー」
ホルモーの形態?が笑える!ネタバレしちゃうとマズイんで、ひかえますが、茶巾しぼり・・レーズン・・とか、そういうのが、妙に可笑しい^^
そうだな、このお話で楽しかった部分は、ダサダサな帰国子女で、後にちょんまげの友達が可笑しかった~!
悪人ではないものの、早良京子が個人的にイヤなヤツだったな~。
黒いメガネの楠木ふみが面白いキャラだった。彼女の「黙れ、安倍!」には、笑・・。これ、演じるなら誰かな?って考えちゃった。若い頃の深津絵里とか^^
そうそう、安倍が、さだまさしの大ファン・・ってのは・・・いまどき、すごいですね・・
尚、「ホルモー六景」は図書館の順番待ち中です。
2冊ともに共通するのは、日本の歴史ファンタジーとでも言いましょうか?・・そのあたりは物珍しいジャンル?でした。
内容では、3つとか4つとかのグループ?が対戦する所と、長い間のしきたり・因縁?とか、主人公の一番親しい男友達が風変わりで面白いヤツって所が似てましたな^^で、舞台がそれぞれ奈良と京都なのに、方言が全然出て来ないんですよね。全部標準語。わざと、そうしているんだろうけれど、なんとなく淋しく思ってしまう・・・。両方とも3つ☆半って所かな。
まずは「鹿男あをによし」
ドラマの2話を見終わった所で、小説を読みました。
主人公の同僚で、かりんとうが好きな妻子持ちの藤原君が、ドラマでは天然キャラの綾瀬はるかにとって変わってました(「探偵ガリレオ」でもやっぱり柴崎コウという女性キャラが出て来ちゃったように)
ドラマ1話目では、いかに主人公と綾瀬が、不運でトロいヤツか?って所を色々過去に遡って描いていましたが、小説ではそういう下りは無かったんですね。 ドラマでは、確かにイメージに近い役者選びをしてるな!と思いました。まぁ・・個人的には、下宿先の息子(同僚の美術教師)が、 佐々木蔵之介っていうのは、違うよなぁ・・・と思いますが・・。主人公の玉木さん、役柄のため5kg落としたって聞いてますが・・そこまで痩せなくても・・。ほうれい線が目立つ・・。でも、映画「KIDS」のCMを見るたび、ワイルドな玉木さんはステキ♪といつも思ってますがwちょっと「俺たちの旅」のオメダに似てる・・田中健は好きではないけど
この小説では、今まで知らなかった日本の神様や、歴史やら、色々なウンチクを知ることができて、そこらあたりは楽しかったし、万城目学さんって頭が良い人(っていうか歴史好きな人)なんだろうなぁ~というのがビシバシ伝わって来た。
私が好きなエピソードは、鹿が人前で排泄行為をするっていうのは~という部分。なるほどなぁ~と納得しちゃいました。
あと、奈良の柳本駅から徒歩で行ける天理市にある黒塚古墳というところ・・・なのかな? 藤原君と一緒に、高台に登った所から夕暮れに街を見下ろすシーンがあって、凄く風景が綺麗みたいなんですよ。ここに私も是非ぜひ行ってみたいです!
p205にあるんですが、「平城京に京が還る前、京はここからもう少し南に行ったところにあったんです。距離にしたら三十キロにも満たないのに、昔の都を懐かしむ和歌がいくつも詠まれているんです、ここの夕陽を見られなくなったから、みんな前の都を偲んだんじゃないか?と・・・」と、あるんですよね。ソソられます~。
ラストもなかなか良かったし、楽しく読みました。中盤以降から、予想外な展開が幾つもあって、ぐいぐい面白くなって来ました。そういう点でも、「鴨川ホルモー」と共通してるかな。
これを読みながら、イグアナの娘(他人には見えないのに自分には動物の顔に見える)+マイシカ(「ミーナの行進」のカバに乗った少女)をちょっと連想しました。
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「鴨川ホルモー」
ホルモーの形態?が笑える!ネタバレしちゃうとマズイんで、ひかえますが、茶巾しぼり・・レーズン・・とか、そういうのが、妙に可笑しい^^
そうだな、このお話で楽しかった部分は、ダサダサな帰国子女で、後にちょんまげの友達が可笑しかった~!
悪人ではないものの、早良京子が個人的にイヤなヤツだったな~。
黒いメガネの楠木ふみが面白いキャラだった。彼女の「黙れ、安倍!」には、笑・・。これ、演じるなら誰かな?って考えちゃった。若い頃の深津絵里とか^^
そうそう、安倍が、さだまさしの大ファン・・ってのは・・・いまどき、すごいですね・・
尚、「ホルモー六景」は図書館の順番待ち中です。
今はドラマ『鹿男あをによし』で楽しんでますが。
玉木さん、随分ほっそりされたなぁ~と思ったら、役柄にあわせて減量されたんですね。役者魂を感じますね~すごい!
万城目さんの歴史好きっていうのは、この二作品でよく感じられましたね。
そっか~マイシカにだまされそうになったのは、「ミーナの行進」でミーナがカバに乗ってたからかも。
「ホルモー六景」もさだまさしネタが・・(ネタバレ!)、お楽しみに。
それにしてもlatifaさんの記事を読んで初めて方言が出てこないのに気付きました。
エビノートさんは、ドラマ鑑賞中なんですねー。
私もとりあえず毎週見てはいます。
玉木さんは、前髪そろえたヘアスタイルが、あまり似合って無い気がします。やたら長い目に入ってる+上の方が、とさかっぽくなってるのも好きじゃないけど・・
ミーナのカバは安定感があるけど(爆)、マイシカってのは、乗ると落ちそうで不安だな・・・
えっ!ホルモー六景でも、さだまさしネタがあるんですか?^^ ちょっと楽しみです
今ね、「斉藤さん」ってドラマも見てるんですよ。
そこにも佐々木蔵之助さんが出演されていて、そちらの役柄は合ってるんですが・・。
それほど好きな俳優さんでもないのに、週に2回は彼を見ている今日このごろ・・・
方言、全く入ってないってのは、わざと意識してなんでしょうね。どういうところを狙ってなのかな?ってちょっと興味があったりします。
イグアナの娘 に反応してしまいました
このお話、ドラマが面白くて思わずコミックも購入しました
いまだに菅野さん見るとイグアナに見えそうで・・
イグアナの娘に反応して下さって、嬉しいです!!
あれ、面白かったですよねー。お母さん役が、川島なおみで、お父さんが草刈まさおでしたっけか。
原作の漫画は、私もドラマが面白かったので、立ち読み(爆)しちゃった!
私も、菅野さんといえば、あのロングヘアのイグアナの娘の女の子・・ってイメージが以前はず~っとつきまとっていました。土曜の7時からの、慎吾君の番組で、お掃除隊?やったり、「週末婚スペシャル」では凄い迫真の演技してたり、結構好きな女優さんだったのです。でも、なんだか、いつ頃からかな?、普通の女優さんになっちゃたかな~?って感じです・・。
なんかもう発想がステキ(笑)
こういうふうに妄想を働かせられる人はいいな~。
latifaさんが面白かったという「ザ・万歩計」を早速予約しましたよ!
エッセイを読むとその作家さんの人となりが分かるからいいよね。
ホルモーが映画化されるのご存知?
苦手な方が主演なので多分見に行かないとは思いますが、誰がチョンマゲ高村になるのかは知りたいです(笑)
ホルモーを読んでから、茶巾しぼりとか、レーズンを見ると、ホルモーの事が頭をよぎるようになってしまいました。
万歩計は、なかなか良かったです。何か親近感が沸いてしまったの。(それまでは、彼の書く小説は、凄く頭が良い人なんだろうなぁ~というのがビシバシ伝わって来てたから、近寄り難い感じが勝手に私の頭の中にあったのです。)
で、、、、映画化、知ってます・・・。主役が山田君っていうのはどうでしょうか??。彼って、手塚さんの玉木さんが出る映画にも出演されるんですよねぇ・・・(確か、ミチさん、あまり・・なのよね?)
それと、私は女性陣2人ともあまり好きでもないし・・・(凡ちゃんは、小柄な女性でしょう?って思っちゃった)