
29MHz周波数帯・FMモードで初交信が出来ました。
今日は、電離層画像を見ると各測候所で観測されている様子なので、先日手に入れたばかりの28MHzホイップアンテナでダイヤルを回してみました。いくつかの信号が受信できるのですが、非常に周期の短い、しかも浮き沈みの大きい不安定な信号のため、交信内容のすべてを了解するのが難しい状況でした。こういう時はCQを出してみるのもいいのかもしれませんが、自宅で仕事の途中、大量の印刷をするタイミングを得て、コンピュータがプリントアウトをし続けている間に、マイクを持って呼ぶことにしました。
ベランダ手すりホイップアンテナでのコールになります。10Wではまったく届いていないようなので、少しずつ出力を上げていきます。最終的に50W無線機IC-706Mk2の4/5、40Wで反応を得られました。非常に短い周期のQSBのため、こちらから送ったコールサインが、途中ぽろぽろと受信できないそうです。何度かこちらのコールサインを送ることで、聞こえたところをつぎはぎして最後にはJN4VWHと取ってもらうことが出来ました。もっともこの状況は、こちらの常置場所でも同様で、しばらく相手局のCQや交信をワッチしていて、部分部分をつないで相手局コールサインをコピーすることが出来る、そんな具合でした。
相手局の信号はピークで55ですが、コールサインひとつを言い終わる間に、どこかの文字が聞こえなくなる!という厳しい状況でした。僕からの信号のレポートは47をいただきました。それでも、運用地・オペレーター名の交信内容はジグソーパズルを組み合わせるように、パーツをあつめてなんとか交換することが出来たようです(・・・だと思っています(^-^;))。
ともあれ、厳しいコンディションの中、29MHz・FMモードで北海道の無線局と「初交信が成立」しました。
psその後、バンドを50MHzに移動したところ、瀬戸内市のローカル局がCQを出しているのを受信することが出来たのでコールして交信できました。つい先日144MHzFM(10W)で交信した局で、今日の50MHz SSB (10W)の信号は少し弱い、とレポートをいただきました。20Mの高さの6エレメント八木アンテナが、北海道方面を向いている状態で、後ろから送ったことになる僕の信号を受信してもらった場合のレポートでした。相手局の方は、先日144MHzFMで交信したことを覚えてくださっていて、周波数とモードの違い(+コンディションの違い)で信号が変化しているとレポートをいただけるのも、ローカル局ならではなのかもしれません。ありがとうございました。
管理人
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます